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2016年07月09日07:29

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ロボットで運んだ爆弾を爆発させ容疑者を殺害

ってどんなロボット?と思って調べてみたんだが、これかなぁ。

http://matome.naver.jp/odai/2142224224688713401

これはRS1-GR1 GREMLINという軍用?ロボットを警察用に改変したもので、「SWAT BOT」と言っている。
元のモデルは、機銃を搭載した自走クローラーみたいだが、これに警察向けに銃を取り外し、防弾パネルを取り付け可能にし、移動遮蔽体としても利用する考えのようだ。
また突入用のラム…衝角もついているし、爆発物処理用のアームとウィンチもあるようだ。

もっともロボットという言い方はしているが、もちろん完全な自律型でなくラジコンだ。
この辺、さっぱり言葉が定義されておらずどんなガラクタでも、それぞれ勝手にロボットと言っているコトもあるが、多少なりともロボットと言うにはコントロールが直接かどうかにかかっていると思う。
例えば直進の指示を出したときに、ハンドルにふれずただアクセルを踏むだけだと路面の状況により必ずしもまっすぐ進むとは限らない。これを障害物や路面の凹凸に応じたハンドル操作をして指示された直進ができるというのが最低限の条件かなと…

今回使用されたのが本機種かどうかは判らない。

ロボット兵器を警察が導入する理由は警察官の人命保護だろう。
しかし、元記事のデモの背景にある事件のように警察官が犯人、あるいは誤って市民を射殺してしまう理由に「撃たれる前に撃つ」をやらないと、警察官は命の危険にさらされているという状況もある。
ここでロボットを導入することは、撃たれても問題無いロボットを介して犯罪者に立ち向かうコトで、そうした事故を防ぐことに貢献するという見方もできる。警察に殺される人間も減らせるのだ。

アメリカは銃規制をして全体の銃を減らさないことには銃による不当な死者が減らないだろうなあと言うコトは、客観的には確かなコトだ。
しかし、銃のほとんど無い日本始め諸外国のような状況になれば確かに銃によって不当に命を落とすことは減るだろうが、問題はその状況へ短時間で移行できないコトにある。
銃の登録をして、市民の銃を減らすと、銃による犯罪は銃推進派の詭弁、強弁では無く、移行期間中には実際に増えると思う。犯罪者にとってのみ危険が減るのだ。
かと言って、犯罪組織から銃を選択的に奪うのは海の水をバケツでくみ出すようなもので全く意味をなさないし。

それこそ発砲しているものに(発射炎、音をひろって)自動射撃をするようなロボット兵器でも導入しない限り、銃の問題は解決しないだろう。これはこれでいずれ登場すると思う。軍が使うかテロリストが使うかはわからないが。これが登場すると手持ちの火器は使用できなくなり、戦争は本格的にロボットの時代になる。

■射殺抗議のデモ隊近くで発砲、警官11人撃たれ5人死亡
(朝日新聞デジタル - 07月08日 13:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4083353
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