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2016年07月06日00:04

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阪急が最初

「エスカレーターでは左側を空けてください」と最初に言ったのは阪急電鉄です。

阪急梅田駅は1階の阪急百貨店の東隣にありました。
線路は神戸線、宝塚線、京都線千里線あわせて8本でした。

しかし手狭になったこと、将来の10両編成の運転を見越して、1970年の大阪万博に前後して今の位置3階に移転しました。
大阪万博の時は、神戸線と宝塚線は現在の3階、万博会場への足となる京都線千里線は従来の1階の8線のうち3線を使用して対応しました。

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新しい阪急梅田駅へは、1階から3階まで一気に上下する長いエスカレーターが9基設置されました。
今までと同じ時刻に阪急梅田駅から電車に乗りたい客は、エスカレーターの立ち客の隙間を左右縫うように3階まで駆け上がる光景になり非常に危険。

そこで阪急はフランスに倣って「左側を空けてください」というようになったのです。

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宝塚駅から宝塚大劇場への雰囲気はフランスに似ていますし、宝塚市の自社仏閣をキリスト教会に見立てれば…
旧梅田駅はキリスト教の教会を思わせていました。
磁気カードの「ラガールカード」も、「ラガール」はフランス語で「駅」(「ラ」は定冠詞)です。



■【関西の議論】大阪のエスカレーター「右立ち」は世界標準だった!? 半世紀前から、東京の「左立ち」は20年遅れ
(産経新聞 - 06月21日 11:28)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=4054367
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