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2016年07月03日21:47

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今日の『真田丸』

いよいよ朝鮮出兵が始まりました。

かつては「朝鮮征伐」などという言い方していました。
これは「小田原征伐」「九州征伐」なそと同じ次元の言い方なんですけれど、韓国としてはあまりいい意味で取っていないですね。
ちなみに韓国では「壬辰倭乱」といいます。
実はこれ、秀吉のこの時点での思い付きではなく、実は信長がゆくゆくはと考えていたことを秀吉が継承し実現させようとしたという説もあります。
光秀の本能寺の変は、この信長の朝鮮・明国出兵を阻止するのが目的だったという説もあるくらいです。
これは前にも書きましたが、朝鮮出兵の最先鋒の加藤清正を演じている新井浩文さんは日本生まれの日本育ちですが、国籍は韓国なんですよね。
自分の先祖の国を侵略した最先鋒を演じることについて何か複雑な思いはあったでしょうか?
それとも役者として割り切り、役者魂を優先させたのかな?

いよいよ「春」が登場しましたが、本当に「それはまだ先のお話」というネタばれナレーションは、やめてほしいです。もう何度書いたか分かりませんが。

そういえば祖母の「とり」の遺言にあった「離れ離れになっても」の言葉も、真田の将来を暗示する伏線かな?

秀次が関白になりましたが、中納言からいきなり関白なんですね。
先例を重んじる平安朝だったら考えられないことです。
もしきりが秀次の側室になることを即決快諾していたら……それを思うと背筋が寒くなります。

「やつしくらべ」は仮装大会、つまりコスプレ大会というだけでなく、演技が必要なんですね。
みんなうまい、それも当たり前で、いろいろなものに扮しているのはテレビの中では武将ではなく俳優さんなんですから、瓜売りも猿まわしもあじか売りも上手で当たり前です。
俳優さんなんだから上手で当たり前なんだけど、俳優としての腕が問われるのは、本当は武将なのにそういったものを演じている姿というのを演じきれているかですよね。
以前にも書きましたが、もう一度書きますと、かつて「水戸黄門」で百姓姿の水戸老公を初代東野英治郎は、本当は高貴な人が百姓に化けているという姿をありありと演じていました。
でも、佐野浅夫の場合は、百姓に化けた黄門さまを演じてもどうしても本物の百姓にしか見えなかったですね。

来週は関白秀次の悲劇……。
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