mixiユーザー(id:1673188)

2016年06月30日11:48

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耐火性もある

前に何かテレビか動画でみたような。
建築用発泡スチロールは、難燃素材として結構優秀だし、そもそも強度が比較にならないほど大きい。低倍率発泡であるためだ。
http://www.dome-house.jp/material.html

しかし公平に言って、地震で大きな被害を受けた建物は、二階建て以上の高さの建物であって平屋の屋根だけでは潰れるには普通…余程老朽化してるなどで無い場合…は至らない。またそれ以外の被害ケースとして、上や横から土砂或いは他の建物が落ちてきたり、足下の地面が崩れたりした場合は、コレを含めどのような建物でも被害は免れない。
そういう意味において、地震に強いというのは嘘では無いが、セールストークくらいに考えた方が良い。

球体、半球体は構造上強く、平面的に回転対称であればパーツを型で大量生産することで製造コストも下げられる。強度だけで言えば、側面図でみたとき、放物線(パラボラ)になってた方がいいと思うが、同一の曲率でないと取り付ける高さによって窓などの部品が転用できず、自由形状にするなら真球面の方が使い勝手がいい。

単一のモジュールを組み立てるシステムであるから、一般的な木材や鉄骨などの素材部品を組み立てる場合と違って強度の調整ができない。
従って、二階建て構造にすることは…倍のスケールのドームを作って内部を二層に分ける以外にはできない。
また、ユーザーが屋上に重いモノを乗せたりした場合、倒壊(破壊)する場合もある。

基本プラスチックなので、腐ることも虫に食われることも無い。また燃やしてもダイオキシン類が出ないように成分を調整しているようだ。
しかし、それは反面、廃棄処理をする際に自然界では分解しない、細片化すると海洋のマイクロプラスチック汚染の原因にもなるし、難燃素材は焼却が難しい。という問題をもつ。

この問題は結構難しい。理想は自然の素材だけで作り、腐ったりしたら修理し、燃えちゃったらあきらめると言うのがエコ的にはいいんだけど、コストや利便性、そして安全性を優先するならこういうのもいいよねぇ。と思える。

おおむね、エコとそれ以外の大切な要素というのは対立するのだ。困ったコトに。(-_-)

地震に強いドームハウスに注目
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4069228
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