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2016年06月29日00:32

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さらばダイコン

思い立って「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見る。

VHSで(笑)。

一作目で破滅寸前になった地球の「復興」の物語という一面もあったんだね。

子供の頃に見てた時は、まさか「復興」という言葉が、日本にとって重要な意味を持つ21世紀が来るとは思わなかったけど。


しかし今見ると、アッサリ風味だなあ!

若い方に解説しますと「さらば宇宙戦艦ヤマト」は大々ヒットして、もう日本中の人が泣いたんじゃないかという元祖「泣きアニメ」。

その印象が強かったけど、イベントは次々起こるけど、割と淡々と進むからビックリした。

普通、同じシナリオでも、もっと、ネチっこい演出すると思うんだよね。


おれがビックリしたのは、森雪が死ぬ所が、すげぇアッサリ流されてた所。

その前の、デスラーが死ぬ所も。

あれ?もう死ぬの?みたいな。

当時は一大クライマックスみたいに思ってたんだけどなあ。


その反面、バトルというか、コスモタイガー部隊が白色彗星内部に特攻かける辺りから盛り上がった。

空中戦の作画も凄かったな。金田伊功さんがやってんだろうけど。

当時、あのアクション見たらビックリするよね。


とにかくラストの、白色彗星を吹っ飛ばしたら都市惑星が出てきて、都市惑星を吹っ飛ばしたらズォーダー艦が出てきて…という金太郎飴みたいな、「倒しても倒しても倒れない敵」のテンションの高さと、古代くんがズォーダー大帝に「お前には負けない!」みたいに啖呵を切るシーンは燃えた。やっぱ男の子のアニメだね。

しかしヤマトが突っ込んでくるまで、ズォーダー艦は何もしなかったのだろうか。すげぇ気になるよ。


そしてこのアニメは、日本最初の「死ぬ死ぬ詐欺アニメ」になってしまうのであった。この世界線で、ひとり生き残った島くんの話とか見たかった気もする。



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