「ライブで自身の結婚を報告！」か。Webではないのは、今時ちょっと新鮮かな。

flumpool山村隆太、一般女性と結婚へ　ライブで生報告「家族のような存在」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=4063218
flumpoolの山村隆太が結婚ですか。近畿大学付属高校時代から交際の30歳代の女性ということで、かれこれ約15年越しの交際期間の末のゴールイン、ま、おめっとさん、ということでしょうね。しかも、ライブツアーの千秋楽に聴衆のファンの前での宣言だそうで、Webとかで知らせることが主流な中、いかにもこの連中らしいやり方だなと思いますね。
flumpoolと言えば、大阪の松原市に育った三人の幼馴染み（山村隆太、阪井一生、尼川元気）を中心に結成された四人組のJ-POPのロックバンドであり、音楽に対する誠実な姿勢に評価が高い連中と言う印象がありますが、メンバーの阪井一生が「ビジュアルに耐えられないほどの太りすぎ」となったのを理由に「ダイエット成功」まで（を条件に）活動を休止、サポートメンバーを募集したことが話題になったことがありました。その選考結果がどうなったかはさておくとして、実際にサポートメンバーを務めたのがお笑いのNON STYLEの井上裕介だったことは有名な出来事になりましたね。その理由も井上裕介の起用もなんか馬鹿ばかしさを感じさせる側面がありましたが、平成23年の第78回NHK全国学校音楽コンクール（中学校の部）に課題曲を提供した実績のある連中であり、言わばこれにより「世間に認められた」バンドだとも言えますね。
NHKの全国学校音楽コンクール（通称：Nコン）の課題曲にJ-POPの分野のアーティストが参入したのは平成20年のアンジェラ・アキがその始まりと記憶し、以降、いきものがかり、大塚愛、YUI、ゆず、EXILEのATSUSHI、SEKAI NO OWARIなどが中学校の部の課題曲を手掛け、これに関わることがそのアーティストキャリアの“ステイタス”となった観がありますが、本来は合唱の技量が競われ、テクニック面を重視される性格のある曲目なのが課題曲の条件と考えられていたので（私は一応高校時代に合唱部を経験したことがあるが、それこそがNコンの課題曲だったと理解している）、分野を異にする音楽家にはずいぶん難しく、かつ“場違い”にもなりうる案件なのではと思います。
それはさておき、バンドのボーカルとして名を成したとはいえ、だからこその結婚までの難関とか紆余曲折とかがあったと思われるのはほぼ間違いなかろうと思いますが、ファンの前での発表に至ったこと自体、その苦労が実ったことを自身がどれだけ喜んでいるかが窺える気がします。
ま、改めて、おめっとさんです。