大子前庭にあるシャラの樹が例年どおり花を咲かせました。
植えて７年。粘土質の土壌が災いしてか、他より成長が遅いものの無事根付いて、先端は電線高さを超えました。初夏に見るシャラの淡い緑の葉色と白い花は、見る者を清々しい感じにしてくれます。
シャラの別名はナツツバキ。花弁がツバキに似たボール状で、花芯の雄しべも黄色くツバキにそっくり。別名にも納得。咲き終わるとボタッと花弁を丸ごと落とし、この時期その拾い集めが日課です。
ツバキの花は茶色く枯れた地面に落ちても、赤い花弁が映えて初春の風情を感じます。初夏に咲くシャラは清涼感あるものの、枯れた花が足元のギボウシの綺麗な緑葉の上に散らばり、興醒めなのです。
ところで今年も暖冬で、開花が早く沢山咲かせました。ツバキに始まって水仙、沈丁花、木蓮、オオデマリ、ツツジ、エゴ、ジューンベリー、サツキ、ヤマボウシ、ザクロ、そしてシャラ。まだまだ続きます。
ラベンダーに、紫陽花、ギボウシ・・・。忘れてましたピンクの姫シャラ。いつの間にか種類が増えて数え切れません。果樹も梅栗に柿梨と一通り。
なんか植物園みたいですね。今迄は草取りに追われて、庭木迄手が廻らず放任状態でしたが、これからは庭の景観UPにも、時間を割くかな。
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