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2016年06月16日19:18

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気になる言葉が・・・

この2〜3日 ワシは ある地方の ある言葉に関して
我が思考を はりめぐらせてきたのである・・・

国見町立国見中学校を卒業したワシは
その春から
島原に在る公立高校に通い始めたのである・・・

すると
そこで出会った 島原在住の同級生たちは

めったやたらと 「やっちゃ・・・・」 とか 「むっちゃ・・・」
とか使うのであった。

当時のあいつらたちは
朝起きてから夜就寝するまでに
200回ぐらいは使っていたのじゃなかろうかと
思うくらいであった・・

やっちゃ とか むっちゃ とは 形容詞を 強調して 強化する言葉で

普通の言葉で言えば
「とても・・・」 「すごく・・・」 などと同類の言葉なのである。


今までも 日本の様々な 方言を聞いてきて
この強調する言葉には地域差があると感じてきてはいたサ

たとえば
「どえりゃ〜・・・」  「ごっつう・・・」 「えれぇ・・・」なんかも
この仲間だと思う・・・

ワシは
島原のティーンたちと同化して
「やっちゃ」「やっちゃ」と言うことには心理的に抵抗が在ったのサ〜

例えば・・ ある日 授業が終わって 帰宅時間になった頃
滝のように激しい雨が降っている日が在ったサ

(ああぁ・・ これはすごい雨だなぁ・・・)

と言わねばならない状況の時

近くに居た島原のアホ高校生は なんて言ったと思う・・・

「やっちゃ 雨・・・」

(お前それは 文法がおかしくないかい・・・)


ワシら 島原半島の北部に住む 誇り高き多比良の民は
「やっちゃ」なんて やんちゃな言葉は使わない!
その語源は「やたらな」あたりに当たるのかな・・


ワシらは「そうにゃ」と言う。
これは「相当な・・・」の短縮形に当たると思うんじゃ・・・

これは漢字で表す文語文なんだろうけど

九州弁には こういう言葉は割にあるように思うんじゃ

たとえば「かせする」は「加勢する」から来ていると思うんじゃ・・



結局ワシは 「やっちゃ」という言葉に染まることはなかったのだけど・・

今考えるとあのことばは当時の島原のティーンの間で流行していた
流行語ではなかったのではないだろうかと考えているのである。

そう思うのは当時も年配の人たちは「やっちゃ」とは使っていなかったように思うし
いい年した人が「やっちゃ」なんて言うと
なんだか似合わないし しっくりこない ように感じるのである・・・

今でも島原の現役高校生たちは「やっちゃ」「やっちゃ」言っているのだろうか・・・?

そして島原に暮らすワシの同年輩の人たちは今でも
朝から晩まで「やっちゃ」「やっちゃ」と言いまくっているのだろうか・・・?

お年寄りたちも「やっちゃ」「やっちゃ」言うのだろうか・・・?


誰かワシのこの問いに答えられる人がいたら
答えてほしいものである・・・








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