『夏美のホタル」いい人たちの物語

山村の風景がきれい、人情のある村の人々と、
有村架純が可愛いという作品。

「夏美のホタル」
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http://natsumi-hotaru.com/

夏美（有村架純）は写真学校の学生。友人は賞を得ていくが、
自分は思うような写真も撮れず、目的を見失いかけている。
恋人の慎吾（工藤阿須加）との関係ももう一つ踏み切れない。

夏美がオートバイで向かったのは、亡きバイクレーサーの
父と一緒に蛍を見に行った山村。

そこのよろず屋で出会ったヤスばあさん（吉行和子）と、
杖を突く地蔵さんこと恵三（光石研）の世話になることに。

地蔵さんの友人の仏師、雲月（小林薫）にタダ住まいを咎められ、
労力提供を申し出る。魚をとり、山菜を採る山村の暮らし。

夏美は地蔵さんや村の子供の姿をカメラに収め、
そして慎吾も後を追ってきて…。

それぞれが、互いのことを思いやりながらの予定調和。
有村架純は可愛いし、さわやかな作品だけど、なんだかベタで素直過ぎ。
有村架純のプロモーション映画と思えば間違いなしってところかな。

原作は、森沢明夫の同名の小説。「ライアの祈り」の原作者でもある。
2作とも、いい人が出てくる気持ちの良いストーリーなんだけどね…。