掛布さん

昨日、今日と阪神の二軍は巨人を甲子園に迎え入れての交流試合。
一軍が４月下旬の巨人戦で着用した俗に「輝流ライン」と呼ばれるユニフォームに袖を通して試合をしている。
このユニフォームはホーム用では1976年から1978年までの３年間着用。
掛布二軍監督が今の高山、北條、横田の年齢時に着用した若虎時代のユニフォーム。
田淵さん、ブリーデン、ラインバックと打線を組んでいた頃が非常に懐かしい。
還暦に過ぎても掛布さんが着るとジャストフィットします。

先週の二軍は三条での試合でしたが、地元限定の三條新聞には掛布さんが三条で産まれた経緯が詳しく掲載されていました。
要約すれば、飲食店を営んでいた父親がそこで働く三条出身の母親と結婚。母親が掛布さんを故郷で産み、１年程当地で暮らしていたとのこと。
従って、掛布さんは三条で過ごした記憶は全くなく、千葉で高校卒業まで過ごし、１８歳で阪神に入団してから関西に在住し、現代に至るわけです。

三条出身のプロ野球選手と言えば、馬場正平（ジャイアント馬場）と金子千尋の２選手がいます。３人を比較すると
新潟の土着度は、馬場→金子→掛布
野球の活躍度は、掛布→金子→馬場
世間の知名度は、馬場→掛布→金子
の順番ってところでしょう。

三条市に縁のある掛布さん。来年も三条に来てください。