mixiユーザー(id:1673188)

2016年06月07日13:28

319 view

過去の日本を見る

昨日の日記に書いた、野方配水塔に関連して、ちょっと過去の地図がどうであったか調べてみようと思った。
写真は順に、1979年、1964年、1945年の野方配水塔及び哲学堂公園周辺の航空写真である。

塔が作られたのは1929年だから、全部に存在している。
配水塔のあるエリアと哲学堂公園との間にある道は新青梅街道なので、全体が住宅街の中にあっても街道沿いに高層の建物が徐々に増えて行くのがみてとれる。
新青梅街道も練馬の我が家のあたりはワシが子供の頃できた。w 幼稚園か小学校低学年の頃にはとても長細い遊び場があったと記憶してる。昔は安全管理もいいかげんだった。
多分1960年代の前半だ。

この1945年の航空写真を見ていると、中杉通りから東は元からあった道を利用しているのが判る。1961年の写真を確認すると確かに家の近所ではまだ道路を造っている最中だ。
そういや昨年亡くなった伯母は、コレで立ち退きして引っ越したんだっけ。(-_-)

話を戻して江古田近辺はさすがに都心に近いだけあってワシが生まれる前から結構人家も多い。
これら画像を比較すると、高度経済成長の中でどれほどの変化があったかが見て取れる。
ちょっと意外だったのは、哲学堂公園のグラウンド。最初は雑木林かなんかだったのを近年スポーツ施設にしたのかと思ってた。こんなに昔からあるとは。

また、ここで3枚取り出しただけで実際には、1945/1961/1974/1979/1984/1988/2004及び最新の中から選ぶコトができる。
1回の撮影はそれぞれ数年に及び地域ごとに多少の時差はある。

もっとも変化が大きくないトコロは、毎回は撮影されていない地域も多くなっている。
最新のデータだけならグーグルマップやそれ以外のマップサービスでも見られるが、過去のデータでそれも地図とリンクしているのはここだけなのでは無いか…

この画像は、ネット上に公開されている国土地理院の「地理院地図」というコンテンツである。
地図自体はイマドキのグーグルマップのようなすっきりしたモノを見慣れていると古くさくも見えるが、多くの機能があってこれは意外に優れものである。

http://maps.gsi.go.jp

この地図の使い方は、右上に?があるからこのヘルプをクリックすれば説明が出てくるが、お役所仕事なのでいまいち親切でないというか判りにくいというか。
地図の移動や拡大縮小などは他の地図コンテンツと変わらない。センターホイールで拡大縮小など。また、何のつもりか実験中だったり未完成だったりする機能もそのまま搭載されている。
例えば、機能の3Dはこれはまったく意味が無い。多分未完成なんだろう。

黒いボタンが左に「情報」右に「機能」とあって、それぞれメニューランチャーとなっている。
過去の航空写真を出すには、最初にマップスクロールでだいたい表示したい地域を出しておいて、「+情報追加/ベースマップ切替」をクリック。出てきた情報リストから、空中写真・衛星画像をチョイス、各年代の写真を選択すると地図と座標が一致したエリアの情報が出る。
もう一度クリックで解除。
様々な情報がある…都市計画とか交通網とか。それらの画像毎に透過率を設定して重ね合わせて表示することもできる。

うまく使えば面白いと思う。まあ、本来学術および業務用なんだろうが…
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する