mixiユーザー(id:8175386)

2016年06月07日07:11

870 view

『寺島珠雄書簡集』は?

 ウンチクさんも紹介しておられたし、面白いですよとおすすめのDMも頂戴したので、Aに注文したら昨日到着した。
フォト

 『spectator コペ転』。「龜鳴屋」の勝井隆則さんところが読みたかった。
≪金沢で寺島さんとやりとりしていた石野覚(いしのさとる)さんという詩人のかたがいて、ひょんなことで寺島さんからの手紙を「勝井さんにあげます」とごっそりいただいたので、『寺島珠雄書簡集』をつくって出そうとしてるんです。
 それで寺島さんの元秘書をしていた女性のかたが大阪にいて、会いに行きました。昔の手紙なので、どういうことを指しているのかわからないことも多くて、そのかたに注釈をつけてもらおうと思ったんです。
 それと一緒に、手紙をやりとりしていた時代の話を書いてもらおうと、二年くらい前に頼みに行ったわけです。そのかたは「忙しいけど、やります」と、受けてくれました。
 「机の上に締め切りの日を書いて、頑張って書きますから」と言われたんですが、一年目は「まだ書けません」というお返事がきてたんですけど、それからは一切連絡が来なくなって。どうしたんでしょうかね。
 ある編集者のかたに相談したら「もう執筆者を他の人に変えて、本を出しなさい。小沢信男さんがいい」と言われたんですが。でもやっぱりね、その人が書かないとだめだなって気はしますね。≫
 何年か前から刊行予定本にあがっていて、今か今かと待っているのがこの『寺島珠雄書簡集』、なるほどそういう事情だったのか。
フォト

 「元秘書」とは「寺島珠雄事務所」のS村さんだと思われるが、HPも消えて久しいからなあ。
もう一つ気になる話があった。
≪着手まではいかないのですが、大阪でかまぼこ屋さんをやっていた清水正一という詩人がいて、〈編集工房ノア〉から詩集も出てました。もう亡くなってるかたですけど、グッとくる詩がいろいろあるんですよ。
 そのかたの日記や書いたものが残っているらしいので、それをまとめたいと思っています。
 大阪の十三にその人の住んでいた古い四軒長屋がのこってて、娘さんが管理しておられるようなので、昨年広島に行く用事があったときに、途中下車して立ち寄ってみたのですが、誰もおられなかった。書き置きをしてきたんですが、音沙汰無しですね。
 これで諦めたわけでもなくて、遺族のかたとなんとか連絡をつけて、いつか本を出したいですね。≫
 清水正一の日記とは! ぜひとも実現していただきたい。

2 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する