現在、「六本木クロッシング2016展」が開催されている森美術館の入館料は1800円と、他の美術館と比べて、やや高いのだが、これには展望台の入館料も、含まれている。つまり、展望台にだけ入館したいという人も、1800円という美術館の入館料を、払わなくてはならない仕組みなのだ。
しかも、今、その展望台では、現在、「美少女戦士セーラームーン展」が、同時開催されていて、もの凄く混雑している。私が見た限りでは、森美術館で開催中の「六本木クロッシング2016展」を観に来た人の、おそらく何倍(否、何十倍???)もの人が、セーラームーン展に、押しかけている。
で、もし、展望台で、ゆっくり、眼下に拡がる街並みを見学しようという目的のみで、森タワーにやって来た人がいたとしたら、展望台は、セーラームーン展の入館者のための、単なる通路と化していて、また、以前あった、椅子やテーブルが置かれ、ゆったりとつくろげ、お茶やデザートも楽しめる休憩スペースも、セーラームーン展のスペースを確保するためか、今はなくなり、要は、とても残念な状況になっている。
でも、セーラームーン展の入場者にしたところで、森美術館と展望台を同時に観ることが出来る1800円という入場料を、ちゃんと、払って入場しているのだから、文字通り、何の文句もつけようがない。
ところで、展望台への入場者は、展望台に居場所がなく、少しでも高い入場料のもとをとろうとしてか、森美術館の「六本木クロッシング2016展」へも流れてくる。本来、現代アートになぞ、まったく興味のない人が、それをきっかけに、現代アートに関心を持つようになるのであれば、それはそれでとてもよいことなのだが、ただ、明らかに、展示されているアート作品になんぞ、まったく興味のないお方が、映像作品の上映されているブース内の長椅子に腰掛けて、全然、関係のない話を、長時間、べちゃくちゃ話されているのを見ると、少し、イライラする。まぁ、どこにでもいる、少数の、常識のない人たちの問題なのかもしれないが、ただ、もうけを優先して、展望台に休憩スペースをなくしてしまった、運営サイドも悪いといえば悪いのだ。
森美術館は、フツーの美術館が閉館してしまう深夜まで、開館していて、しかも、広いスペースを有する、東京でも有数の、とてもよい美術館であるだけに、こうした点がとても、残念。
あっ、展望台を出たところに、カフェはありましたが、そこはセーラームーン・カフェになっていて、同展入館者の長蛇の列が出来ていて、とても、入れる雰囲気ではありませんでしたぁ〜。
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