『大谷藤子作品集』は読了。なかでは「山村の女達」が、埼玉秩父の方言に少々まごつきもう一度読み返して、よろしいなあと。
さて、山田稔さんが推奨と目にしたし、年に一冊くらいはノアに注文しなくちゃと思って送ってもらった。
『晩夏に』北村順子(二〇一五年十二月一日編集工房ノア)。
奥付には、
北村順子(きたむら・じゅんこ)
1955年京都市生まれ
大阪文学学校修了後、「VIKNG」(神戸市)同人
を経て現在。
「婦人文芸」の会(東京都)会員。
「孤帆」(横浜市)、「原生林」(名古屋市)メンバー。
とあります。収録されているのは「婦人文芸」と「孤帆」の掲載作です。ちなみに「VIKNG」時代を調べてみますと、475号(1990年7月)から小説を発表しており、577号(1999年1月)までに例会記を含めて27回登場。
まだ三篇しか読んでおりませんが、よろしいようです。もっと読みたくなったら「VIKNG」のコピーを富士正晴記念館へお願いに行きましょう。
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