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2016年05月17日15:12

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足慣らし

今日は新宿の劇場に行くのに、
なぜかトレッキングシューズ。
フォト

蒸れるから、涼しい日がいいし、
雨がどの程度滲みこむか調べたいし、

試し履きには、今日がベストだと思って、
見た目は完全無視で履いてきました。


実は、夏に山に行くんです。

これまでも、ちょこちょこ行ってたんですが、
いつもタウンユースのスニーカーで。

現地に着いてから、
毎度毎度、後悔しながら歩いてがまん顔

で、今回はさすがに買おうということで、
この前、登山の専門店に行ってきました。


「あの、トレッキングシューズを」

「あ、ちょっとお待ちください。
 専門の者を呼んで参りますので」

「あ、いえ、そんな専門家じゃなくってもー」

と呼び止めたものの、

「いえ、すぐに参りますので」

・・・って、別に急ぐワケじゃないんだけど、

こっちはド素人なのよね〜。


ちょっと困っていたら、
本当にすぐ、それっぽい男性が現れました。

「トレッキングシューズはどんな感じのものを?」

「えっとぉ、
 軽くて、履きやすくて、疲れなくて、かっこよくて、
 できれば、値段が手頃なものを」

「あ、はぁ・・・。
 お好みのブランドなどは?」

「あ、ぜんぜんわかりませーん!
 ははは、初トレッキングシューズなんで」

「あ〜あ、わかりました。
 では、できる限り、それに近い方向で探します」

向こうは商売だから、バカにしたりはできないけど、
なんとなく苦笑。

だけどね、だいたい、私の雰囲気見ても、
他のお客さんと違うでしょ?

他のお客さんは、どっから見ても「山!!」な雰囲気で、
私、さっきからアウェー感に打ちひしがれてるんだから。

「で、山はどのあたりに登られますか?」

「〇〇〇〇〇とか」

「ああ、じゃぁ、結構しっかりしたものがいいですね。
 このあたりは如何でしょう?」

「あ〜、ハイカットは足のくるぶしが痛くて」

「でも、疲れ予防と、けが防止のためにも、ぜひ!」

「じゃぁ、履いてみます。
 あ、そっちより、こっちのピンクの方!」


「いかがですか?」

「やっぱりくるぶしが痛い・・・」

「では、これは?」

「やっぱりぶつかる〜。
 私、くるぶしが普通の人より出っ張ってるみたいなんです」

「はぁ、そうも見えませんが、
 では、こちらは?」

「あ、これはそんなに痛くない。
 いいかも〜。
 えっと、お値段は・・・あ〜ごめんなさい、無理だわ」

「なんとかハイカットで、合う靴があるといいんですけどね」

と言いながら、

そのたびに、足に合わせて、履かせて、紐を調節して、
で、やっぱりボツにして、また選んで、
・・・と、結構な時間がかかりました。

私はといえば、言いたい放題言って、
あとは足を投げ出して、シンデレラ状態。

それを繰り返すこと、30分あまり。

「じゃぁ、次は、あの短いヤツで。
 ハイカットじゃないけど」

「あー、いーんじゃないですかー」

熱意と誠意をもって靴を選んでくれていた彼が、
気がついたら、完全にやる気を失ってました(笑)


で、結局、
足のためにと、あんなに強く勧めてくれていた、
ハイカットを買わずに、写真のものに。

「どうでしょうね?」

「これでいいんじゃないんですかー」

で、決定。

  ・・・ま、大丈夫でしょっ!


あの人・・・、
これでケガしたら笑ってやる〜、
    とか思ってただろうな〜(笑)
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