昨日、バイクでお出かけしていたら、発生したてホヤホヤの事故現場に遭遇した。
場所は、そんなに見通しの悪くない交差点内で、2台の車がほぼ正面どおしの衝突をしていた。
なんでこんなことになったんだ。
後ろから追突されるとか、横から突っ込まれているのならば分かるが、お互いにほぼ正面どおしで、なおかつもともと周囲に最も気を遣うであろう交差点内において、結構激しく互いの車が自走不能になるくらい破損するとは、謎は深まるばかりだ。
幸いにも運転手に怪我は無かったようで、運転手の一人は携帯電話でどこかと連絡を取り合っており、もう片方の運転手は車内から手荷物を運び出していた。
私が手助けをする必要が無いと判断できたので、そのまま現場を後にして目的地に向かうことにして、交差点を通り過ぎたが、その後しばらく、その情景が頭を離れなかった。
きっとあの後、保険だとか過失割合だとか事故証明だとか、いろいろな面倒が発生するのだろうなぁ。
交通ルール的に正しい運転をしていたとされるほうも、そうでないほうも、事故というのは本当にデメリットしか存在しない。
例えば、自分が100%正しいとされても、車を買い直すほどの保険料は支払われないし、当日の予定は大幅に変更されてしまうし、なにより、事故に関連した諸手続きを済ますのは本当に面倒なことだろう。
多分、どちらかの運転手、または両方の運転手の注意不足が原因だったと思う。
24時間、常に身の回りに気を配って、隙が無いように生活するなんてとても無理だし、不注意による失敗なんて、誰でも一度は経験したことがあるものだ。
それでも、こういうものに巻き込まれる人と救われる人っていうのは、あるよなあ。
交通事故に限らず、こういった得意事象に出くわしてしまうのって、何か前もって因縁づくものがあるのだろうか。
それとも、完全にランダムに発生してしまうものなのだろうか。
ほんの一分前に私がその交差点に着いていたら、事故を起こしたのは私だったかもしれない。
そう思うと、ぞっとした。
何が私を事故から遠ざけたのか分からないが、できれば今後も避けて通りたい。
どこに課金すればいいのかな。
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