1000億個もの星が集まって渦を巻いたような銀河系星雲の中に、
私たちの住む地球や太陽系も含まれているのですが、
その巨大な銀河系も真横から見ると細長い形になってしまいます。
それが天の川の正体なのですが、
言葉だけの説明ではなかなかピンと来ないですよね…
土星の輪っかも上から見たらドーナツのようなリング状に見えますが、
真横から見ると細い線のようになってしまうとの同じ感じです。
その天の川は日本のある北半球からは夏と秋と冬の夜空に見られるのですが
中でも夏の天の川は一番見応えがあります
そんな夏の天の川はこの時期は真夜中には東の空に昇ってくるので、
本州最南端にある和歌山の潮岬の近くまで撮りに行ってきました。
撮影場所は海岸近くの潮の引いた岩場ですが、
そこから写した東の空に昇る天の川が↑の左の写真です。
夏の天の川はさそり座やいて座からはくちょう座まで伸びていて、
特に南の空に見えるさそり座・いて座の辺りは銀河系の中心がある方向なので、
天の川が最も太く明るくなっています。
真ん中の写真はそんなさそり座やいて座の天の川を写したもので、
何億もの星が密集して雲のようになっている様子が分かります。
天の川のすぐ右側に明るい3個の星が小さな逆三角形を作っていますが、
最も明るいのが火星でその左下にはさそり座のアンタレス、
そして火星の左にあるのは土星になります。
火星とアンタレスはオレンジ色で土星は白っぽい色なので、
肉眼でもこの3つの星は見つけやすいと思います。
右の写真は天の川が真南の方向まで昇ってきた時に魚眼レンズで撮ったもので、
下に写っている岩場の感じと相まってまるで別の惑星の光景のようにも見えます。
この夏の天の川は8月になると午後8時〜10時頃に見頃となるので、
お盆休みなどで夜空の暗い場所に行くことがあればぜひ観察してみて下さい

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