私は出発ロビー階の担当ですが、スモーキング・ルームの清掃もあります。
準夜勤なので、一日の終わりの掃除です。
掃除に入ろうと「清掃中」の看板を立てる寸前に、「スモークOK?」と言いながら入ってきた、外国人男性。「No problem. Well come.」…どぞっ。
「アイム トゥモロウ …ナントカ プレイン」と彼は話し掛けて来た。夜の空港は寂しい。
翌朝の便に乗るつもりなんだろうが、独りぼっちで間が持てないんだろう。
「日本に来て仕事してたんだけどね、明日帰る事になったよ。フランスへ行って、イタリアへ行って、アルバニアへ帰るんだ。」…みたいな事を話した。英語でもないしフランス語でもない。
アルバニア…出稼ぎに来てたのか。思ったほど稼げなかったんだねぇ。何だか残念そう。
日本まで来る東欧系の人は、お国事情が複雑で気の毒だ。
「フランス、イタリア、アルバニア」…手真似で「遠いですね」と伝えて「Please come again,」。
「サンキュー」とハイタッチ
を求められたので、タッチ
カルピス・ウォーターを勧められたがアイム・ビズィで断り、Take your time.で出た。
東欧の人って、乳酸菌飲料みたいなの、好きね。
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