mixiユーザー(id:1673188)

2016年04月19日12:09

432 view

神が安い…(-_-)

こういうアニメとかで「神回だった」とか、情報リークとかで神降臨になってみたりと最近は随分神の価値がお安くなっている。
安いと言うと価値がないようなニュアンスもあるので、商業的には「お求めやすく」とか言ったりもする。神もまたお求めやすくなってるというコトか…

日本にはやおよろず(八百万)の神がいて、下っ端の方では気安い神もあったろうから日本人的にはなじみやすい軽口なのかもしれない。
ユダヤ教、キリスト教やイスラム教では、エホバやアッラーとか呼ばれる唯一絶対の神を仰ぐのでそう軽く扱うのははばかられる状況もあろうが。
また自らがそういう信仰でなくても、それらの文化圏ではそういう系の冗談は命にさわるので注意しているだろうし。

もっとも日本のアニメファンだって神と言ったとき、それらは想起していないと思うのだ。
神の扱いがこういう風になったのは、江戸時代の戯れ絵などでも妖怪などに混じって神仏もちゃかしの対象になっているコトから、随分前からの伝統ではあるのかもしれない。

とは言え、昨今のこの言い方における神の地位というのはややもすると低すぎる。江戸時代の人たちは文字通り天上の存在だからこその戯れ言、畏怖があっての冗談だったのだけど、今の扱いとは違う気がする。

思うにこういう感覚になった原因の一つは、ドラゴンボール(鳥山明)における神の扱いでは無かったか。無論それだけではないだろうが日本の漫画には伝統的に神を擬人化?してキャラクターとする例が多数あるが、ドラゴンボールは読者が多いコトもあって影響を強く与えたと思われる。




■「これはいい話」「珍しくて新鮮」アニメ『ちびまる子ちゃん』の構成力が面白かった第1048話レビュー!
(おたぽる - 04月18日 23:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=178&from=diary&id=3953654
3 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する