東京と大子を往復する長い道中にも、春は楽しみな所があります。
その名もさくら市喜連川の桜並木。周りの田圃より数メートル高い築堤の道両側に、桜並木が２００メートルほど続いています。黄色い菜の花も桜並木の足元に咲きほこり、これぞお花のトンネル。
ただ近くに適当な駐車場が無く、道幅も狭く危なく、満開の桜トンネルをゆっくり楽しめないのは残念。遠来の花見客はノロノロ運転で車窓から眺めるだけ。逆に地元ナンバーはビュンビュン飛ばします。
生活道路でもあるので、桜に見向きもせず走る、その違いがハッキリして面白いです。当方も遠来の花見客、ゆっくり走って車内から桜の鑑賞。
この喜連川の町は周囲を里山に囲まれた盆地です。古くは足利時代の城下町で、足利氏の菩提寺もあります。市内には温泉が幾つか点在し、その一つ市営温泉は日本三大美人の湯を謳うアルカリ泉。
料金も３００円と安く、高温泉と露天風呂も有ってコスパは十分。湯は茶色くしょっぱい塩化物泉。肌が滑らかになり、大子の森林の湯よりも効能はありそう。てなわけで時々立ち寄り湯しています。
更に道を進んで那須烏山市江川にある紅白梅林も隠れスポット。街道沿いの民家裏庭に５〜６本の大きな梅の木があり、紅花と白花を一本の樹に咲かせます。グラデーションが青空に映えて嬉しくなります。
ときどきは寄り道して色々と見つけ出すかな。
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