mixiユーザー(id:429476)

2016年04月16日23:00

1132 view

オーケンの名曲喫茶〜フライングVの夜 後編

※オーケンの名曲喫茶〜フライングVの夜の後編です。前編は一つ前に戻れば読めます。

その後、レインボーが来るのかな?リッチー・ブラックモアね。ディープパープルの人だけど、橘高氏にとってはその後のレインボーの人のイメージだそうな。(世代的な問題らしい)
リッチーは凄く自由に弾く人で、CD通りにはやらない人。橘高氏は、CD通りにやる部分と、リッチーみたいに自由に変えてやる部分があるそうな。橘高氏「CD通りに聴けて良かったって言う人と、でも、いつ聴いても違う物が聴けるって言う、そういう嬉しさもあるでしょう?」 大槻氏「俺、気付いたんだケド、俺はリッチーだね。」 橘高氏「うん。」 大槻氏「ほら、俺、歌詞も毎回違ったりするし。」 橘高氏曰く、筋少は自由な部分と様式的な部分があると。自由部分は、リッチーがモデルらしい。リッチーは、自由なので、乗りが良い時は、最後楽器を壊したりする。KISSは様式美なので、必ずギター壊しのパフォーマンスをする。リッチーは「今日はご機嫌どうだろう?」と客もバンドメンバーも、お伺いをしていると。楽器を壊して、「あぁ、今日はリッチーさん、ご機嫌良かったな。」ってなると。橘高氏も、メンバーに打ち合わせなしの行動をとったりするので、メンバーが本気で驚いているコトがあるらしい。それはリッチーリスペクトから。大槻氏「そうだよ。オーケンのピョン吉だって、毎回やるとは限らないんだから。」

ここの自由の部分での話だったか。昔、筋少で、高円寺心中を20分くらいやったコトがあったらしい。それは自由にやった結果そうなったと。
あと、「地獄のアロハのMVで、俺だけ口が合ってないのは、何なの?って思ってたけど、アレもリッチー魂だ。」と大槻氏。「合わせてたまるか!って言うね。」

この辺りでだったか、外国のミュージシャンは「銀座ナウ」で見たという大槻氏に対し、橘高氏「東京の人は洋楽エリートなんです。大阪はやってないから。『銀座ナウ!(親指を出す)』ってやつでしょ?その代り、大阪の少年は写真で妄想するからね。こういうコトをしたんじゃないかな?とか。でも、KISSとか、妄想通りだったもん。」 東京で流れていた「ナボナ」は大阪では流れていない。その代り「放出中古車センター」は、大阪の人は皆唄えるけど、東京の人は知らない。大槻氏、ROOTS66で、「このCM知ってる」と訊かれたサウナのCMは、大阪では有名だが、東京人の大槻氏は知らない物だったらしい。

で、この後に、オジー・オズボーンが出て来て、ランディ・ローズの話になるのかな?オジー・オズボーンはクロウリーをかけていた。オジーのブラック・サバスの説明をする時に、橘高氏「人間椅子みたいなバンドがあるのよ。・・・逆だケド(笑)。」 橘高氏は色々な曲を聴くようになったけれど、既にプロになろうと思っていた。そこで、あまり色々聴くとオリジナルが作れなくなると思い、最後に1人と決めて、それ以来聴かなくなった。その最後の1人のギタリストが、ランディ・ローズだそうな。「普通は、最後の1人なんて言っても、明日から煙草をやめるから、今日で最後の一服と同じで、また別の人を聴いちゃったりするんだけど、俺は本当に最後にしたの。」 ランディ・ローズが美形で恰好良いと。ランディは、橘高氏の自分の乙女の部分を刺激するらしい。以前、ライブを観に行ったらしいのだが、イケメンなので、女性が多い中、前の列で男性の自分がいた。橘高氏「妄想じゃないよ。妄想じゃなくて、ランディが俺を見てくれた!目が合った!」 一緒に行った人が「自分を見たんだ。」と言ったが、橘高氏は「いや、あれは絶対俺を見たの!」

この橘高氏の乙女部分が可愛い。大槻氏もこの部分には共感するらしく、「恰好良い憧れの年上の外国のお兄さん」という感覚があると。だから、年下の外国のバンドマンがいくら人気あっても「何処が?」という感じになってしまうと。

橘高氏は、アルージュというアイドルメタルバンドにいたけど、アルバムを1枚出して解散になった。そして、次に筋少に行った。橘高氏「俺はその時、自分はランディ・ローズだって思ったの。そして、大槻はオジー・オズボーンだと思った。俺にとってのオジーね。だから、僕はランディになって、頑張ってここでやって行こうって思ったの。」

ランディの思い出。アメリカ(だったよね?)に行った時、ランディのライブを見た。橘高氏「出待ちじゃないよ。出待ちじゃないけど、こう・・ライブハウスの駐車場で休んでたの。」 大槻氏「出待ちじゃん!(笑) 何なら抱かれても良い!くらいの感じで行ってるじゃん。」 橘高氏「キャ〜!(手を振る)こっち、こっち、俺こっち〜!!って(笑)。」 大槻氏「相手もアナタは選ばないでしょう?(笑)。」 そうすると、どうやら、ランディは子供が生まれた時だったのか、楽屋口から、ベビーカーを出して階段を下りて来た。橘高氏「それで俺、あぁ〜・・・ってなって。それは見たくなかったな・・って。いいや、紳士的で、とても素敵なコトなのよ?でも、見たくはなかった。」 大槻氏「それは、日本の小さなライブハウスでもあんまりない光景だよね。」
ランディは、ベビーカーの扱いに凄く慣れていたそうです。橘高氏「組み立て方とか、こう、カシャカシャカシャって、上手いの。」

オジーのVTR。このVちょっと面白Vになっている。オジーが唄い終ったのに、リズム隊がちっとも演奏をやめない。オジーが困って頭をかいたり、鼻の下をかいたりして、リズム隊の方を見て「いつ終わるの?」と言う顔をしている。でも、演奏者は誰1人オジーのコトを見ていない(^_^;)。大槻氏「筋少でもたまに、こういうコトあるよね。」 そして、オジーの衣装がこれまた爆笑物。まず、スパンコールで『OZZY』と入ってる服。しかも、フリンジ付き。橘高氏「この服、あのヒラヒラは手を開くから恰好良いのに、オジー全然開かないの(笑)。」 大槻氏「俺もコレやりたい!」と。胸元に『OOTSUKI−(オオツキー)』と書いて、フリンジも付けると。橘高氏「でも、手を広げちゃダメなんだよ(笑)。」 大槻氏が、最後の何処で終わるのか分からなくてオロオロするところまで再現するというと、橘高氏「やろう!そうすると、俺にとってのオジーとランディの夢が叶うの。」(笑いながら、ちょっとキュンとした。ここで、ランディ橘高と、オジー大槻が完成するんですね。でも、やってるコトは『OOTSUKI−』のフリンジ付きの服をきて、オロオロするなんですね。彼ららしいや・笑)。

リズム隊の合わせ方。筋少も大槻氏がアドリブで絶妙な詩を言ったりしたら、すぐに即興でそれに合わせて曲を奏でる。それは打ち合わせではなく、アドリブでしてるコト。「エディが絶妙なピアノをを弾いたりって、それも打ち合わせはないんだよ。」
でも、大槻氏は、最後音を止める決めというのはやらないんだそうな。でも、先日ROOTS66の仙台公演の時、「最後、大槻さんが決めて下さい。」と言われた。大槻氏「俺、そんなコトやったコトないでしょ?でも、何かみんなこんなコト(手を上下に動かす)やるなって思ってやったの。」 楽器メンバーに「こっちが大槻さんに合わせますんで。」と言われたが、大槻氏、内心心臓バックバクでやったそうな。大槻氏「その点、スタジアムでやり慣れてる人って凄いの。美里さんとかね、ヒーローみたいなんだよ。」(手を上下左右にパパっと動かす。これか、大槻氏がへんしーん!みたいなポーズって言ってた動きは!) 大槻氏「全然、後ろ(楽器隊)の方を見ないの。絶対、自分の指示通り動くって思ってるの。」 その自信が凄いと。橘高氏も感心していた。

最後は、ヴァン・ヘイレン。これだけは、権利の関係か何かで見せられる物が少ないらしいのだが、マイケル・ジャクソンのビート・イットのソロパートは、ヴァン・ヘイレンがギターを弾いてるので、マイケルのビート・イットのVを見るコトに。因みに、これ、通常の演奏パートは、TOTOのギタリストが弾いてるらしい。

マイケルのコトは好きかと大槻氏に問うも、大槻氏「え〜・・・。マイケル〜。だって俺、ナゴム出だから。」(私、爆笑してしまった) 大槻氏「あのさ、皆もそうだけど、マイケルって死ぬ間際までお笑い扱いだったんだよ?マイケルのお買い物とか。『いいね!』って言って何でも買っちゃうやつ。それを死んでから皆『実は、俺はマイケルをリスペクトしてた』とか、嘘つけ!って思う。」 ビート・イットは何回も2人とも見ているので映像を覚えている。橘高氏「で、絶対出来ないって分かってるけど、踊れるんじゃないか?って思う。」 大槻氏「そうそう(笑)。」 このVを見ながらの大槻氏のツッコミが爆笑ものだった。「なかなか踊らないんだよね、マイケル。まだ踊らない。」 マイケルがベッドから起きるシーンに、「あ、コレくらいなら俺も出来る。」 マイケル歩く。「この辺りだったらまだ出来る。」 マイケル大きく足を上げる。「あ〜、この辺りから出来なくなっちゃった〜。」(何だ、この大槻氏どこまで踊れるかな?の実況・笑)

途中、キャラの強い眼鏡兄ちゃんが出て、大槻氏「この人も誰なんだろう?って思う。目が留まるよね。地獄のアロハの俺のパイプ椅子みたいに。一瞬『あれ?今、座ってなかった?』って(笑)。」
ナイフのバトルシーンでも、大槻氏「コレもやろう!コレ、俺がやったら面白いでしょ?」 でも、コレは誰がやっても面白いと。

プールバーが出て来て。「ビリヤードも流行ったよね。人間椅子のノブさんに行こうって誘われてる。」 プールバーの何が良いのか分からないらしい大槻氏だったが「あ、ビリヤードがしたいのか?」もう、映像関係なしの雑談を繰り広げる。

結果。筋少のルーツになる部分もあったが、筋少に唯一ないのはマイケルっぽいダンスだと。今後、ダンスを増やそうと橘高氏。
23日に筋少のライブがあるのだが、大槻氏は声の関係であんまり唄えない。なので、ゲストや皆に頑張って唄ってもらおうと。大槻氏「(客席へ)皆も唄うんだよ?シャカリキに唄ってもらうよ。しゃかりきコロンブスに唄ってもらう(笑)。」 大槻氏「俺は何してようかな〜。あ、俺、踊ってよう。」 橘高氏「言ったね?フリだね?」 なので、23日の筋少ライブでは、マイケルばりに華麗に踊る大槻氏が見られるかも知れません(笑)。

橘高氏は、息子さんが19歳になって城(実家)を出て行くので、その記念にと、ハワイに家族旅行に行った。橘高氏「ほら、ハワイを悪く言う人っていないじゃん。でも、皆が良く言う物って胡散臭いでしょ?」 本当に良いのか確かめに行ったらしいのだが。橘高氏「折角だから、マリンスポーツをやろうと思って、半日コースと1日コースがあったんだけど、1日コースを選んだの。こんな髪の毛の奴、マリンスポーツ、まずしないでしょ?」 マリンスポーツをしてお父さんらしいところを見せようとするも、思っていたモノと違い過ぎた。まず、漁船のような小舟に乗せられ、離れ小島に連れて行かれ、そこに置き去りにされた。橘高氏「自分が帰りたいと思った時に帰れないのがダメな人なのに、ます、漁船が帰って置いてけぼりにされる。」 しかも、優雅にマリンスポーツを楽しむのかと思ったら、体育会系。「はい。バナナボート乗って!帰って来たら、はい、次、シュノーケル!はい次、水上スキー!」まるで、そんな部活のようなコトが展開されたと。橘高氏「そこで、俺、一回り大きくなったから!皆!やって出来ないコトはないぞ!やれば何でも出来るから!」 この話が面白すぎたので、「もっと大きな箱で話してくれれば良いのに。」と大槻氏。因みに、同じ時期に、大槻氏もハワイに行っていたが、1日、橘高氏と同じホテルに泊まっていたんだそうな。被ったんだね。

そのハワイで、ロック・ハワインアンショーみたいなのを見た・・と、橘高氏。大槻氏「その時点でヤバイじゃん!ハワイアンセンターの香りがするじゃん!」 結果、モノマネのマイケル・ジャクソンが出て、本物のセリーヌ・ディオンが出て、モノマネのプレスリーが出る・・という謎の構成で、しかも、この3人が最後笑顔で送り出してくれると言う・・・。橘高氏「(髪の毛を掴み)マイケルに『クールヘアー』って言われました!俺、レジェンドに勝ちましたよ!」 呆れ顔の大槻氏(笑)。でも、そのショー以外は、ハワイは楽しかったそうです。大槻氏のハワイ話は、23日にするかもね。

ハワイに行った2人。「僕たちはハワイ経験者だから、もう、違うよね。」 「人間椅子は、ハワイを経験してないからダメだよね〜。」と、何故か、ハワイに行ったコトで大人になった感を出す2人。

大槻氏曰くポリープの手術は、口に機材を入れるのだが。大槻氏「その時に歯が折れる人もいるみたいで・・・。」 すんごい心配そうな顔になる橘高氏。

色んな懐かしいVを見たので、大槻氏は自分が学生の頃を思い出して「アイツどうしてるかな〜」ってなったそうです。学生時代の栗山君の話をしだす大槻氏。橘高氏「ギターのうんちく話す人だっけ?」

最後、送り出しに、筋少の『週替わりの奇跡の神話』をフルでかける。橘高氏はお客さん皆で聴きたかったようなのだが、この時点で既に10時になっていて、大槻氏はそれを気にしていたっぽい。でも、音楽かかってると聴いちゃうね。全部聴いてから出ました。

これでも、話した内容、アッサリと触りくらいです。もう2人とも喋る、喋る、喋る。途中橘高氏が「俺より大槻の方が喋ってるじゃん!だからポリープになるんだよ!」と怒るほど大槻氏も掠れ声なのに喋っていた。

流れを忘れたが、橘高氏は試にフルメイクで、犬を抱きかかえた写真を撮ったコトがあるのだが、「マダムシンコ」みたいになった・・というのに爆笑した。橘高氏「バームクーヘンで大成功したセレブマダムみたいになっちゃうの(笑)。」 大槻氏に「何で、自らそんなコトを言うの?」と言われ、橘高氏「そうだよね。人に『マダムシンコみたいじゃん!』って言われて『そうじゃないよ!』って言うのが普通だよね。何で、俺、自分で自ら言っちゃったんだろう(笑)。」と言っていた。でも、犬抱いてフルメイクはそうなるらしいです。
大槻氏は大槻氏で、最近声優さんなどの若い女の子と一緒に仕事をすることが多いのだが、「写真を一緒に撮ると、どう見てもおじいちゃんなのね。」と。 「だから、いっそ、藤村俊二さんと女の子とか、岡田真澄・・ファンファンと女の子とか、それくらいになったら、逆に良い感じでしょ?あと3年くらいしたら、リアルおじいちゃんになれるから、そうなろうと思って。」と。

あと、何処だかで、大槻氏が元筋少メンバーの太田氏のモノマネもしていた。あと、橘高氏が「このドラムは、15倍にして長谷川が叩いてると思って。ここから、ツーバスのドラムが流行った。(レインボーだっけ?) 彼がいなかったら、長谷川もツーバス叩いてないかも。」と言ったり、もう、可笑しかった。ずっと笑ってたよ私。

大槻氏は声が掠れてはいましたが、でも、大丈夫だと思いました。
何か、盛りだくさんなライブだったはぁ〜。あと、ビート・イットのソロギターがヴァン・ヘイレンって私知らなくて吃驚だったのだが、お客さんは「そうそう。」みたいな感じだったので、有名な話なんだな・・って思った。
今度は、筋少のライブにちゃんと行ってみようかな。マイケルばりに踊る大槻氏や、オジー大槻、ランディ橘高が見られるかも知れないし。
0 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年04月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930