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2016年04月12日11:22

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コウモリは都市部でもけっこう見る

実際夕暮れ時に散歩などをしていると、街路灯の明かりに照らされてそのシルエットや独特の飛び方…鳥が連続する曲線状を飛ぶのに対し、コウモリは直線的に飛ぶ…で遠くからでも判別できる。
たくさん居ても誰も気に留めないからコウモリが居るなんて思わないのである。
街路灯の明かりに引きつけられて来た虫…蛾などを捕食するために集まってきている。
まあ、昆虫なみに速く飛ぶし黒っぽいし薄暗い中ではなおさら視認するのは難しいのだが。
とは言え、小鳥や小動物などのように是非見たいという気持ちが無いコトが見えない理由の大きいところでは無いかと思う。
むしろ見たくなかった類なのかも。w

…まあ、愛されてない動物なんだろう。そこであえて「これコウモリですよ」と教えても、ドブネズミでも見たかのような反応だったり、あまり喜ばれない。w
子供ですら怖がったりするし。
旧い日本家屋だと、天井裏や雨戸の戸袋などに巣を作ったりして家に害をなすコトもあり、立派な害獣ではあるが。とは言えカラスやネズミほどには害は無い。

認識していないモノは目に映らない。目には同じように見えているのだが、知らないモノだと背景からシルエットを抜き出すことができない。
それ故、同じ風景がその知識や経験によりひとりひとり違って見えるのである。絵画は一人の人間が見たものを再び画面に落とし込んだモノで、普段は見えない他者の視線を見ることになる。ワシはそれも絵画の魅力なんだと思う。

他に、雨上がりの道の端などにミミズや蛙などに混じってコウガイビルが居たりする。これもまた知らない人には小枝か道路のシミとしてしか認識されない。形状に特徴があるので知っていればすぐに見つかるのだが。ナメクジの天敵なので殺さないで。
すでにミミズや蛙さえ見えなくなっている人も多い。
親が教えなければ子供にも見えない。
時代が進んで都市化してゆくと見えないモノが増えてゆくのかもしれない。



■複数の獲物把握し追跡=コウモリの高度な飛行解明―同志社大など
(時事通信社 - 04月12日 05:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3942334
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