『パーソン・オブ・インタレスト』と『ハウス・オブ・カード』のフォースシーズンを鑑賞しての感想

皆様、おはようございます。


昨日、海外テレビドラマシリーズの『パーソン・オブ・インタレスト』と『ハウス・オブ・カード』のそれぞれフォース・シーズンを観終えたところですが、観終わっての正直な感想は「両方とも面白いのですが、これほど違うドラマも珍しい」と言うことでして、『パーソン・オブ・インタレスト』の方は、色々とあるんですが、勧善懲悪のドラマでして、基本的に誰でも安心して観ていられるし、何よりも「伏線の回収の仕方が御見事」でして今後、これを超えるドラマは当分出てこないだろうなぁと言う事であります。何と申しましてもフォースシーズンに入ってからの展開は「神回」のつるべ落とし状態でして、「タダでこれ観ちゃって良いの？」と思えるような至福の時間を過ごさせて頂きました。
殊に20話のとある登場人物が出演する回では、その登場の仕方も自然で観ていて不自然ではなく、観終わったあとも「人生は美しい」と感じ入るような鮮やかな終焉の仕方でした。

何度も書いていますが、本当にこのドラマと出逢えて良かったと思っております。

対して、幸運にもサードシーズン、フォースシーズンを観る事が出来た『ハウス・オブ・カード』ですが、これはテレビでやれるギリギリの線を追及した内容でして、内容的に18禁指定をすべきでは無いか？と思っている程でして、映画にしてもこれほどまでにえげつない展開をする物語は稀と言うことであります。
このドラマの特徴は「とにかく登場人物が居なくなる」スピードがやたらと早くて第1話から引き続き登場しているのは僅か3人と言う恐るべき展開でして、「良い奴」程早く居なくなると言う事でありまして「生存率の低さ」では、今迄観たどのドラマよりも凄まじいのであります。下世話な叶〇香姐さんがご指摘の通り「美しさと優しさ以外は」全部入っているのであります。

それにしても、向こうのテレビシリーズはお金と頭をフル稼働しており映画界よりも、テレビ業界の方が才能のある人間が揃っているのではと羨ましく思うのであります。

さて、次は何を観ようかしら。




http://wwws.warnerbros.co.jp/kaidora/personofinterest/
(パーソン・オブ・インタレスト）


http://house-of-cards.jp/
(ハウス・オブ・カード）