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2016年04月06日23:35

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[趣味]神々の魔術 失われた古代文明の叡智

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勝手に週刊連載TL「俺の本棚」、緊急増刊号の第7回!

…と言っても、LINEで繋がってない人にはなんのこっちゃだと思うけどf^_^;

ちょっと前から毎週日曜日に、完全に自己満足の為にウチの本棚にある本やらを紹介する企画を始めてね。
mixiと別々で書くのが単純に面倒になったから、慣れたこっちで書いてリンク貼るスタイルに変更しようかと。
特に今回は、間違いなく過去最大のボリュームになるし。
お暇な方だけお付き合いくださいm(_ _)m

で、今回の本。
グラハム・ハンコック著『神々の魔術』。
原題だとマジシャンだから魔術師の方が正しいんですけどね。
地元に居る頃から変わらず尊敬する、超一流の「探究者」という認識。
そもそもこのハンコックさんの本に初めて出会ったのは95年の『神々の指紋』。
有名なギザの三大ピラミッドやらインカ、アステカやらの大いなる謎は、当時中学生とか高校生だった新町少年をひたすらワクワクさせてくれました。
続編とも言える『創世の守護神』以来、しばらく遠ざかってたけど、先日行きつけの本屋で見つけて即購入。
20年以上の調査で、より明確な「証拠」も集まっているようです。



この本の内容について語る前に、まず最初にお願いしたい事が一つあります。

あなたの「常識」を、一旦脇に置いてください。


というのも、この本の内容が示す多くの事柄は、まさに「非常識」だからです。

あなたは恐らく、学校でいわゆる「四大文明」について習った事でしょう。
エジプト、メソポタミア、インダス、黄河。
特に日本人には、エジプトのピラミッドとかスフィンクスなんかは比較的馴染み深い物かも知れませんね。
しかし、そのスフィンクスが実はエジプト文明より遥かに古い時代のものであるという事は、残念ながら未だ「常識」にはなっていないようです。
所変わって、トルコで1995年にギョベックリ・テペという巨大遺跡が発掘され、およそ〈紀元前9600年に〉建造されていた事が科学的調査により確定しています。
これだけでも、四大文明より遥かに古い時代と言えます。

話はガラッと変わって、あなたは「かつて世界を大洪水が襲った」という話を聞いた事がありますか?
俺のような無宗教者でも聞いたことがあるくらいに有名な物で言うと、ノアの箱舟伝説でしょうか。
驕り高ぶり堕落した人間が神の怒りに触れて滅ぼされる、しかし善良な者は予め教えられ救われる。
実はこのパターン、世界中に存在する、と言ったら、あなたは信じるでしょうか?
ごく狭い、それこそ人馬で行ける範囲ならともかく、世界中に、です。
また、あなたはアトランティスの伝説を聞いた事があるでしょうか?
栄華を誇った国が、一夜にして海底に沈んだという話です。

実はこれらが、ただの昔話ではなく、史実に基づいていたら?

「常識」に凝り固まった、〈現在の主流派の学者〉なんかは、論じる価値もないと切り捨てるでしょう。
しかしながら近年、それこそが真実だと信じるに価する証拠が次々と発見されているのです。

鍵になるのは12800年前。
ヤンガードリアス期と呼ばれる、謎めいた時期の始まりです。
この時期に何があったのか。
巨大な彗星(恐らくその欠片)が地球に衝突し、世界規模の大災害を引き起こしたのです。
彗星は主に北米大陸にダメージを与えました。
その証拠として、強烈な衝撃と圧力、熱が無ければ生成されない微小なダイヤモンドの層などが発見されています。
ちょっと脇道に逸れますが、2013年にロシアのチェリャビンスクで彗星、或いは隕石が被害をもたらしたのを覚えているでしょうか?
大きさは数m〜15mほど、上空で爆発したにも関わらず、約1500人の負傷者を出しました。
ヤンガードリアス彗星の大きさは、大きいもので4kmにも達するのではと推定されています(飛散物や生成物の範囲による)。
仮に地上に激突していたならば、どれほどの被害をもたらした事でしょう。
これも推定ですが、現在存在する核兵器全ての爆発力の1000倍にも達するのではないかと考えられています。
現に同じ時期、北米だけで35属の哺乳類が絶滅しています。
彗星爆発、或いは衝突の熱量が、当時北米大陸を覆っていた数kmの氷床を溶かし、「伝説級の」大洪水を引き起こした可能性は、かなり高いと言えるでしょう。

更に、その大洪水の後の話にも、共通のパターンがあります。
優れた技術を伝える「賢者たち」が、再度文明を広げるきっかけとなるのです。
様々な名前で呼ばれる彼らですが、不思議と外見には多くの共通点があるのも興味深い点と言えるでしょう。


ここまでお付き合いいただいても、まだ「常識」から抜け出せない方も少なくないと思います。
ですが、考えてみてください。
「非常識」が「常識」に取って代わる前例など、枚挙に暇が無いのです。
一例を挙げれば、地動説が「常識」になってから、まだ数百年しか経過していないのです。
そして、その「常識」を頑なに守ろうとするのは、自らの立場を守ろうとする「主流派の学者」と相場が決まっています。
つまり、真実か否かは二の次なのです。
また、こうも言えます。
あなたが知っている/知らない と言う事と
存在する/存在しない と言う事は、全く次元の違う話です。
真実は常に存在し、それを我々が認識できるかどうかと言う話でしか無いのです。
とするならば、現在は文字通りの意味で、常識のコペルニクス的転換点である可能性も否定できません。


そして、実はここからが一番重要な話なのです。
彼ら「失われた文明」の賢者たちは、極めて優れた技術を持っていました。
科学、中でも天文学は目を見張るレベルであり、それを応用した巨石建造物を数多く遺しました。
ギョベックリ・テペやスフィンクスに代表されるそれらは、彼らから見た未来…つまり現代(正確には西暦2000年±40年)に向けたメッセージである、とハンコック氏は結びます。
詳細は省きますが、極めて高度な天文学的計算によって特定の時代を示すモニュメントこそが、それら巨石建造物だと言うのです。
それはもしかしたら、ヤンガードリアス彗星の軌道と地球の軌道が再び交わるという警告なのかも知れません。

ここからは私見かつ余談ですが、本当にそのような危機が地球に訪れていた場合、世界の指導者達は我々に警告を出すでしょうか?
個人的には間違いなく出さないと思います。
パニックを防ぐ為、というのもありますが、どうにもならない事ならばそもそも警告を出す意味が無いからです。
いや、もしかしたら、かのハリウッド映画のようにスペシャリストを招集してどうにか危機を回避しようとするか、或いは世界中が初めて本当に協力して彗星に核ミサイルでも撃ち込むかも知れませんね。


最後までお付き合い頂いた方、どうもありがとうございますm(_ _)m
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