プロ野球が始まり１週間。賭博問題もあって今一つ盛り上がりに欠けますが、ヤクルト中日戦チケットが手に入り、向かう先は神宮球場。お隣の秩父宮にはラグビー応援で来ますが、神宮は久し振り。
どんよりとした曇り空の寒い土曜日。球場に近づくと歓声が大きくなってきました。既に試合が始まっている様子。どちらを応援する訳でもないので、急いで空いていそうな中日側外野席に向かいました。
スタンドは７割の入り。空席が目立つレフトポール裏に、持参の座布団を敷いて、家内とお握り片手に観戦。思い起こせば神宮には１０年前、リフォーム学校仲間と阪神ヤクルト戦を見て以来でした。
今日の両チーム、毎回ヒットは出るものの後続が無く試合は単調。自然と視線はビール売りの女の子に向きます。何人もの売り子が笑顔で客席に向けアピールしますが、生憎の寒空で売れ行き悪し。
試合経過よりも彼らの営業成績の方が気になります。売れる子は手を振り顧客の視線を誘います。指にも千円札を挟み人気ぶりをアピール。通り過ぎてもまた戻り、顔を覚えた顧客の指名を狙うよう。
調べてみると、女性タレント”おのののか₎”は東京ドームで１日４００杯売ったとか。なんと１分で２杯。疑問にも感じますが、グループ幹事を狙ってまとめ買いを誘うとのこと。なるほど考えていますね。
単に可愛いだけでは売り上げ一番になれないようです。ＪＲ車内販売でも売り上げの差が出るそうで工夫が肝要。試合の方は中盤ヤクルトが集中打で点を入れると、スタンドは傘を揺らして東京音頭。
中日側が燃えたのは４番ビシエドのホームラン。７回の攻防を見終わって神宮を後にしました。このあと桜満開の代々木公園にも立ち寄るのです。暇な割には忙しそう。
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