南房総の田舎暮らしスポットを巡りました。最初はドリプレガーデン。早期リタイヤした夫婦が、房総山中の５０００坪もの広大な荒野を開墾して、念願のバラ園を手作りして、一般公開初めて６年。
雑誌の田舎暮らし住まいの紹介で知り、そのビッグスケールと景観デザインの素晴らしさに魅せられ、行きたかった所です。我家から山手トンネルとアクアラインを通って１時間半。道中の桜も満開。
里山の曲りくねった道を進むと見えて来ました。空いっぱいに枝を拡げた大木の脇に欧風の家屋。レンガを使った門構えに枕木をアーチにしたアプローチ。本場イギリスの庭園と見間違えるよう。
でもあいにくバラ園は整備中の為、クリスマスローズの庭を見せて貰いました。先導してくれるのは勝手に住み着いたという野良猫。欧風レンガを活かしたペイビングに、ウッドチップを敷いた散策路。
ここはデザインに統一感があって拘りを感じます。籾殻を土に被せる凍結対策も参考になります。朝早いのか見学客はまばら。母屋に戻って、テラスのパラソルの下で紅茶とケーキを頂きました。
すると猫が数匹寄ってきて、テーブルに乗って近くをウロウロ。ケーキを狙っているようで落ち着きません。甘やかされズーズーしくなったようです。でもお蔭で野良猫のアップ写真を沢山撮れました。
ドリプレガーデンの舞台裏を想像してみると、土地を見つけ、開墾し家を建て、公開し人を集め、ファンになって貰い、近隣との関係を強化。隠れた苦労もあったでしょうが、オーナーの熱意を感じます。
当方も大子で同じような田舎暮らしに取り組んできましたが、ここはスケールもレベルも格段上。オーナーの経歴が広告代理店とデザイナー出身ということで、自分の企画力との差を痛感しました。
ビッグな庭作りを見て始まった、今回の田舎暮らし巡り。本日の泊りは房総半島最南端に有る、里山の秘湯の『林景荘』。明日はＴＶ人生の楽園で紹介された『東星田キッチンとみい』を訪ねます。
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