mixiユーザー(id:1673188)

2016年03月31日18:23

244 view

戦争は農業の発展と共に

蔓延していったという説がある。

考えてみても、狩猟採集の時代にはわざわざ狩猟動物より強い人間を襲うのは効率が悪い。
それに、それだけリスクを冒して戦ってもそんなに多くの蓄えがないから利益が薄い。
また例え大量の食料を奪ったとしても有効な保存方法が無いから無意味だ。

まあ、狩猟採集の縄張り争いはあったろうけれど、農業をやってないと継続的に占領を続ける意味が無いので突発的なものに留まったと思われる。
家畜を持つようになって初めて多少の意味が出てきた程度だろう。

しかし農業が始まると、食料の保存方法も発展し、多くの収穫物をため込んでいると言うコトもあるが、良い土地を奪うことは重大な意味を持つ。特に苦労して開墾した農地を奪うことが出来れば大幅に手間を減らせる。
そんなコトで戦争が専業化して軍が出来、また軍を持つ者が覇者となって政(まつりごと)を行うようになったというのは想像に難くない。w

こういう考えは多くの研究により類推されていたが、考古学資料の精査により、それを物的に証明したのは大きな成果と言えると思う。

■縄文の暴力死亡率1.8% 「戦争は人間の本能でない」
(朝日新聞デジタル - 03月31日 15:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3924543
7 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する