1987年ONKYO、67000円。
無駄に豪華でXスタビライザーとかいう鉛のベースがシャーシの裏についている。
格好もいいし重いのだがそんなことして音に何か影響あるのだろうか?
長岡先生が重いアンプは音がいいと誌上で散々煽ったものだから錘を底に付けてきたのでは?
という説がオーディオマニアの間では長く伝えられているw
同じ1987年発売のA-817EX、79800円を当時新品で買って東京で一人暮らしをしていた。
817は正直ちょっとイマイチな音だった。
同じ1987年発売ビクターのAX-Z911、89000円の音を聴いた時は衝撃的だった。
使っているSPもCDPも違うし環境も違うがハッキリ負けていたと思う。
その後10年以上経って中古品を入手して聞いたが好みの問題以上の実力差はあったと思う。
組み合わせていたSPはONKYOのD200、ペットネームはリバプール。
ビートルズでも聴いて欲しかったのかw
D200は大人しい音で悪くないSPだったが同時期の他社製品に比べてアドバンテージがあったとは思わない。
A812EXという43000円の当時1番安かったプリメインが新大久保のレンタル屋に置いてあり非常にいい音がしていて気のせいか?と家に帰ってA817EXを聞くとどうも負けているような気がした。
その後20年経って中古の812EXを入手して真偽を確かめた。
色々と事情はあるのだが812EXが傑作であることは確認できた。
で、815EXである。
812EXの上位機種になり817EXの下位機種になる。
817EXはずいぶん前に手放して今はないので直接の聞き比べは出来ないがどうも815EXの方が良い気がする。
798アンプで598SPを鳴らすのが当時流行った。
確かに当時の798アンプは今では考えられないくらいコストを投入した力作ぞろいだが残念ながらどの機種も598SPを鳴らしきるほどのドライブ能力はなかったと思う。
デザインがカッコいいし812EXの1つ上はもしかしていいのかも?
という根拠のない幻想に取り付かれ買ってしまった。
個人的な感想は812EX>815EX>817EX
どれも比較的鳴らしやすい小型2ウエイSPを鳴らすこと前提で。
何で同時に発売された同じメーカーのアンプの音の評価が定価と真逆になるのか意味が分からない。
ある程度物量投入したら高い順になるはずだし???
明日は雨でしかも休みなので812EXと直接兄弟対決をやって見ようと思う。
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