mixiユーザー(id:10582100)

2016年03月10日16:12

176 view

重要なのは一年にどのくらい稼ぐのではなく、10年後にどうやって稼いでいるか2

1から時間が経ってしまいましたが、つづきのお話をします。

理想的な職場の選択として、二つのことがあります。
一つに「てこ」、二は「弾力性」です。
てこはあなたに毎回一つの収穫をくれます。その収穫を得ると「弾力性」ということです。
一つの選択があなたの幅をどんどん広くし、狭くなっていくことはありません。

では報酬とコストを見てみましょう!
仕事を選ぶとき、目の前の給料や福利を考えますが、一番重要なことを見落としがちです。
この収入を得るのにどのくらいコストを払っていますか?これは簡単なことです。
報酬とコストの比率はいわゆるテコです。
職場の「報酬」とは何でしょう?一つ目にはまず「お金」です!やった感じがあり、
社会に認めらる、人脈もできるなどの利益もあります。これらの利益を「チャンス」とい
形にするのです。

では職場での「コスト」とは?あなたが仕事で払ったもの、体力、時間、個人の技能、
組織能力もあります!私たちは一人ひとりが仕事にこれらを投入していて、かつ、
この4種類の「材料」の比例はみんな異なっています。

たとえばオーストラリアに食肉加工のアルバイトに行き、週におよそ2万5千元の賃金を
もらえるとしたら、台湾では一ヶ月のお給料です。悪くはないですね。
体力が50%、時間は40%、技能10%、組織能力は0%で、このようなコストの構造は
いくつかの問題が見えてきます。

1、体力と時間が占める最大の比重は、年齢と共に下がっていく
2、技能が占める割合は低く、さらに将来も食肉の処理を続けない限り、
  このままこの技能性を高めることはない
3、組織能力はゼロのため、未経験のまま蓄積される。でも将来のテコの率は最高の
  資源となる。
 
相対して、同様にオーストラリアでレストランの従業員として働きに行った場合、
収入は比較的少ないですが、かかったコストとして体力30%(体力消耗は食肉加工より
少ない)、時間40%(ほぼ同じ)、技能20%(注文を受ける、接客など)、
組織能力10%(突発的な状況に対応できるなど)

1、体力の消耗が低く、余った力を思考に多く使える。
2、技能と組織能力に比重が高く、人間関係や経験が他の仕事に使える可能性がある。
3、サービス員の経験があれば食肉加工は容易にできるが、反対の場合は訓練を多く
  必要とする。サービス員のほうが選択肢がより多くなる。

上に書いた数字やサービス員のことはたとえ話ですが、言いたい重要なことは、
経済学の観点から見ると、投資の報酬率は、それぞれ選択した職場が持っているのでは
ないかということです。

そこで、あなたが一年にどれくらい稼ぐのがカギではなく、10年後にどうやって
稼いでいるか考えてみてください!

商業周刊より

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する