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2016年03月09日14:58

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吊り下げ式ホィールバランサー

2012年の5月に取引先のパーツ屋さんから「使うんだったらあげる」と言って古いホンダ純正ボールベアリングユニットを4個いただいたのが始まりだった。

暫くは使う当ても無かったけれど、そろそろタイヤ交換のタイミングで「ホィールバランサーを作ろう」というアイデアがパッとひらめいた。それまでは板橋のテ○ニタップでタイヤ交換していたのだけれど、自分でやれば新品タイヤ代と古タイヤの処分料だけで上がるし、それより何よりいろんな意味でスキルが上がるところが良いぢゃん」と思ったのだ。うまく作れば場所をとらないコンパクトなものにする事が可能だし、かなりの感度も期待できる。

要求スペックはテキトーに1gのスタティックアンバランスを検出できればオッケイとした。これはバランス調整済みホィールに一円玉を貼り付けた時、そこが確実に真下になる感度だ。バランサーウェイトは5g単位だし、高速運転も殆どしないからこれで全く問題ない。

形状はホィールバランサーを作ろうと思った瞬間にイメージは湧いていたのですぐにデッサンできた。吊り下げ式にすれば非常にコンパクトなものが作れると直感したのだ。こーゆーデザインが決まれば細かい各部の絵を描くのは比較的簡単で、どのように使われるかを考えれば概ね正解に向かって収束してゆくと感じた。

ホィールをバランサーに乗せるとき使うシャフトはアクスルシャフトをそのまま使うことにした。これを使えるようにすればどのバイクでも使えるからだ。という事で二個のベアリングを2mmほどの間隔で縦に並べて固定し、その間にアクスルシャフトを乗せる形となった。ベアリングの固定はアルミプレートを削って形作ったフレームを使い、そのフレームにはアクスルシャフトを通せる穴が空いている形状だ。

実運用では吊り下げたザイルがタイヤに接触しないよう、ザイルを押し広げるテキトーなものをスペーサとして使う。これは使い方簡単、感度抜群で絶賛運用ちう。
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