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2016年02月12日11:48

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昭和なあの頃へ Time Travel その2

前回の続き。

もう「ん十年越し…」の欲求不満…。
私が子供の頃に抱いた「やってみてぇ〜」という「あの欲望」を叶えるべく… 
 

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…衝動的に「ドライブイン ななこし」さん家へと出向いた。
 

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こんな自販機からのアレや… 
 

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…こんな自販機からのアレを Get It! 
 

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その「お供」は瓶の Cola で…。

私がガキんちょの頃の願望。
こういうお店の自販機から出て来るヤツを手当たり次第に食らってみたい! 
1970年代、昭和50年代は少年だったあの頃の願望を、21世紀になった今、ついに叶える日がやって来たのだ。
子供の頃からの、その想いが今ここで爆発! 
私の「やりたい放題」はまだまだ続く。
 

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昭和な自販機と言えば、やっぱりコレだ。
しかも、この「ななこし」さん家の天ぷらうどんは「えび天」が入っているという !? 
お粗末なかき揚げが当たり前のハズなのに「えび天」様とは本当なのだろうか? 
コレは是非とも試してみたい。
 

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この「地粉うどん」って〜のがイイねぇ〜。
しかも…
 右:天ぷらうどん
 左:きつねうどん 
…と大きく記された「押し間違えないでネ」という優しい配慮に和まされる。
こういう自販機が並ぶお店はどうしても「無機質」な雰囲気になりがちだが、この「ななこし」さん家だけは不思議なくらい「ほのぼの」としていて「人の温かさ」を感じる私である。
 

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では、その気になる「天ぷらうどん」をポチっとな。
 

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昭和な放電管による Count Down が始まる。
待つこと25秒。
 

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おっ! 
Time Up! 
 

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おぉ〜! 
 

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居ました、居ました。
 

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Switch On で待たされる数十秒の間の「さぁさぁ〜早く出て来い」と「ちゃ〜んと出てくるのだろうか?」というワクワク・ドキドキ感が、大人になった今でも私の前頭葉を刺激しまくる。
そしてお目当てとご対面! 
あぁ〜、この昭和な Gimmick がたまらんわ〜。
 

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おぉ〜! 
本当にえび天だぞ。
まさか自販機の天ぷらうどんで「えび天」様とは…。
ん〜、あの拉麺の叉焼(チャーシュー)といい、この「ななこし」さん家の拘りには感心するばかりだよ。
 

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では、いただきます。

おっ !? 
おぉ〜! 
ん〜、コレぞ私がガキんちょの頃に親しんだ「群馬のうどん」の味わいだぞ。

群馬の田舎(の農家)では、うどんも自家製の家が少なくなかった。
そうそう、お婆ちゃんが製麺機でうどんを作っていたのを思い出すよ…。
小麦粉に水を混ぜ、練って練って生地を作る。
その生地を千切って野球の Ball くらいの大きさに丸め、製麺機の天辺に押し込む。
押し込みながら Handle をくるくる回すと、すだれのように麺がダラダラ〜っと製麺機から落ちて来る。
コシも弱ければ、すぐに伸びてしまう、そんな昔ながらのうどんの味わい…。
あぁ〜、昭和だ。
私が幼かった頃の「お婆ちゃんのうどん」にそっくりだよ。
くぁ〜、懐かしい〜。
 

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そして、まさかのえび天もいただきます。
 

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おっ !? 
くぅ〜〜っ! 
この天ぷらも「お婆ちゃんが揚げてくれた天ぷら」にそっくりだぞ! 
この何とも群馬の「家庭の天ぷら」な味わいがたまらん。
上等な天ぷら屋さんの天ぷら、上等な蕎麦屋さんの天ぷら、どちらも天ぷらなのだが Category としては全く異なるもの。
そして、そのどちらにも属さない、あの家庭的な天ぷらがこの器の中にあった。
あぁ〜、この妙にぶ厚い衣が故の家庭的な味わいがもう…。
うどんも天ぷらも、幼い頃の「お婆ちゃん家」の味わいに再会で、もう涙が出そうだわ…。
 

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いや〜もう、ご馳走様でした。
こういう自販機のうどん・そばに有りがちの「塩っぱくて喉が乾くおつゆ」では無く、出汁の旨みも味わえる立派なものだった。
そんな「おつゆ」にも、この「ななこし」さん家の拘りをまたも感じまくった次第である。

それは自販機から出て来たうどんだから、たまげる程に美味いものでは無い。
けれども、私は驚いた。
この私を幼かったあの頃へと Trip させてくれた驚きの一杯に、私はもう感慨無量…。
もう涙が出そうな味わいの天ぷらうどんが、まさか自販機から出て来るとは…。
その懐かしい味わいと共に、幼い頃の思い出の数々が「調味料」となって加わる…。
素晴らしい。
 

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私の「やりたい放題」の暴走が止まらない。
この「ななこし」さん家でコレを Pass したらば「何しに来たん?」だよネ。
 

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この拉麺の自販機は近年に Repair Build されたものなんだそうで、500円玉も OK という Rev. Up 済み。
21世紀 Ver. の昭和な自販機だ。
 

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先日放送された TV 番組で、調理品自販機の評論家(?)が絶賛した全国 Top 3 の自販機の中でも No.1 で紹介されたのが、この「ななこし」さん家の「チャーシューラーメン」だった。
そうでしょ、そうでしょ! 
私もココの「特製チャーシュー」に驚かされた一人だよ。
右の「ラーメン」より ¥50 高いが、その差は「何倍?」の違いなのだ。
迷わず、左の「チャーシューラーメン」をポチっとな! 
 

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この昭和な Counter の輝きがたまらんな〜。
 

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ちゃ〜んと出て来るのかなぁ〜? 
何度やっても、この年齢になった今でも、私がガキんちょだったあの頃のワクワク・ドキドキ感が蘇る。
 

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おっ !? 
 

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出たぁーっ! 
 

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この昭和な Gimmick にまたも私の前頭葉は刺激されてしまうのであった。
 

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さてと… 
 

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…麺の下に隠れていた具材も「こっちへおいで」すると、こんな感じ。
イイね、イイねぇ〜。
 

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では、いただきます。

ん〜。
鶏出汁が Base のあっさり系な Soup と平太な麺との相性は「ななこし」さん家ならではの味わい。
ズルズル、スイスイと入っていく。
 

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そして、お楽しみなのがコレよ! 
この自家製の叉焼が素晴らしいんだってば! 
女将さんが手間を惜しまずに作るその様子は先日の TV 番組でも紹介されていたが、そんな自家製の立派な叉焼がまさか、自販機からの拉麺に入っているだ〜なんて…。
しかも、この厚切りだぞ! 
では、いただきます。

あぁ〜、この歯ごたえ。
あぁ〜、このジュワ〜っと広がる肉の旨み。
Block 肉の表面を丹念に焼いて肉の旨みを封じ込めてから、じっくりと煮込む。
手間を惜しまない女将さんの叉焼が素晴らしいぞよ。
 

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そんな「特製チャーシュー」が3枚も入ってるんだから…。
たったの +¥50 でこの差はデカいぞ! 
この「ななこし」さん家で拉麺とあらば、迷わず「チャーシューラーメン」を選ぶべし! 
 

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いや〜もう、ご馳走さまでした。

さぁ〜てと次は…? 
…と思うも、すでに満腹で戦意喪失に至る。
いや、猛烈な満足に至る。
昭和50年代は少年だったあの頃の願望を、ついに私は叶えてしまった。
あぁ〜、この Junkie な幸せ感は何なのだろうか? 
先日の「ちょいと奮発して贅沢な…」なお店… 

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1950224251&owner_id=8426595
 
…も大好きだけれど、こういう昭和で Junkie なお店も大好きだよ。
この私を不思議な満足感に満たしてくれた、まさに Time Machine のような「ななこし」さんの存在に感謝! 
 

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気が付けば、お店の中は大盛況だった。
やっぱり皆さん、こういう「昭和な雰囲気」が大好きなんだ〜ね。
どの自販機でも売り切れが続出。
でも、ココはご主人と女将さんが常駐されているから「あらあら、ごめんなさいね〜」すぐに補充され、誰もが昭和な味わいを楽しんでいる。
ん〜、素晴らしい。
 

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また来よう! 
私にとっての昭和が溢れるこの Wonder Land に、また来よう。
 

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ご主人も女将さんも、どうぞお体を大切にお元気で! 
そして、いつまでも存続し続けて欲しいと願って止まない「ドライブイン ななこし」さんなのであった。
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