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2016年02月09日16:49

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中島みゆきの力強いうたにはシャンソンの匂いがしますな

ボウイ、亡くなる数日前に新アルバム"★"を出したけど、どうもそれ以外に未発表の新曲5曲あるらしく、生前にプロデューサーのトニー・ヴィスコンティに渡されているらしい。
いつごろ発表されるのかな?気にもなるところですな。

某国営放送の朝ドラ、上半期と下半期では東京と大阪でそれぞれ制作しているが、
「カーネーション」「マッサン」「あさが来た」大阪がつくっている下半期の方が最近はなかなかいいね。
東京も「あまちゃん」とかもあったけどドラマの深さでは大阪のほうがいいですかな。
(もっとも「純と愛」なぞスカもありましたが・・・)

月曜は仕事帰りでいそいそしながら有楽町へ。
今日の客層はものすごく、妙齢のおじさん、おばさんが多いが、それでいてコアな匂いがプンプンする。
(実際お江戸以外から来ている人がものすごく多かった)

中島みゆき Concert2015-16 "一会" @ 東京国際フォーラム

学生のころ、周りはユーミン派とみゆき派になんとなく二分されていた気もする。
このそろぞれのファン層ってイメージ的に水と油のようにまったく違った雰囲気を持っていたな。
で、かく言うワシはユーミンちゃんだったわけだが、
それでもみゆきさんにはそそられる部分もあったわけで、
行ったライヴの比率は20 ; 1くらいだったかもしれないけど、
たまにはライヴや「夜会」に足を運んで楽しんでいましたわ。
(もっとも気まぐれにチケット抽選に応募して当たった時であるがあせあせ(飛び散る汗)
そんなバチ当たりな一回です。

今回は東京と大阪だけのライヴゆえツアーとは呼ばないんだそうな。
むしろお客さんがツアーしてくるものだそうです。
構成はアンコールも含め3部仕立て
前半がSweet、後半はBitterと呼び間に20分の休憩あり。
ミュージシャンも客もお歳をとってきて
中途退場などないように・・・との配慮なんだそうな。

全体を通して思うにすごっく歌声の力強さが伝わってくること。
みゆきさんはもともとベースはフォークなんだが、年季が加わってくることで
なんかシャンソンのコンサートのような説得力のある強さが醸し出されていますな。

あとみゆきさんといえば往年のオールナイトニッポンで聞かれた
あの素っ頓狂なトーク。
歌声とのギャップがものすごくありすぎるのだが、
そこがまたコアなファンを引きつけるところなのであろう。
(ユーミンちゃんはこの辺はまったく変わらん)
まぁ曲間にしゃべるしゃべる。
本来20曲なのだが、ライヴがハネたのが3時間後。
とにかくラジオを聴いているような雰囲気でしたわ。

この日のハイライトはやはり「麦の唄」でしょう。
某国営放送のウィスキーをテーマにした朝ドラの主題歌である。
もともとみゆきさんは
自分は夜のひとだからすがすがしい、さわやかな朝の歌は似合わない・・・と思っていて
某国営放送の担当者があらわれたとき自分にはつくれないと断ったそうだが、
担当者は「いえ酒のドラマだから作ってください」とゴリ押しされたんだそうな。
そんなわけで自分のなかの「朝」の要素を全部そそぎこんで、もうこれ以上の朝の歌はできない・・というところまで心血注いで作り自慢の作品なんだそうな。
もっともこのMCのオチとしては、
結局この曲で紅白出場が決まったのだが、
みゆきさんの出番は夜の11時。
やっぱりわたしは夜の女なのね・・・
で、この曲朗々と力強さをひしひしと感じました。
やっぱりシャンソンの匂いがするわ〜


女医役でみゆきさん。エンディングに「浅い眠り」


<第一部 Sweet>
1. もう桟橋に灯りは点らない
2. やまねこ
3. ピアニシモ
4. 六花
5. 樹高千丈 落葉帰根
6. 旅人のうた
7. あなた恋していないでしょ
8. ライカM4
9. MEGAMI

---Intermission for 20min---
<第二部 Bitter>
10. ベッドルーム
11. 空がある限り
12. 友情
13. 阿檀の木の下で
14. 命の別名
15. Why&No
16. 流星
17. 麦の唄

<第三部 sincerly yours >
18. 浅い眠り
19. 夜行
20. ジョークにしないか

いまでもつづくオールナイトニッポン。今年の1月収録分


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