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2016年02月09日01:14

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梅津和時@ドルフィーズ

梅津和時はけっこう観に行ってる。
山口大学での生活向上委員会オーケストラからだから、
もう40年近くになるか。
親不孝通り80'sFactoryでの生活向上委員会オケ、
アケタの店での4アルト(梅津、ジョンゾーン、カンテーファン、林?)
こまっちゃクレズマーは酒蔵と、神埼のあそこと、もう1、2回。
日本の音楽家の中では、最近の内橋さん以外では、一番観に行ってるかも。

コミック音楽に対する好みなのかな?
まじめなフリーではなく、コミカルなフリー、というのが良いのか?
そう、「真剣な顔つきのフリー」ではなく「笑いながらのフリー」。
でも真剣ではあるんだけどね。
ザッパに近い、芸人的な何か。

さあ、でもソロ演奏は初めて聴くなあ。
今ひとつ、何をするか想像できないんで、
楽しみに太宰府の五条のジャズ喫茶へ。(主催はケーキ屋さん)

アルトサックスでドルフィの曲から。まあそう来るよね。
バスクラリネットでデジュリドゥごっこ。
ソプラノサックスで韓国怨念呪術音楽、
あとクラリネット、ベニーグッドマン物語。唄も。
多彩であるし、客を飽きさせない心配りがある。
「海外に行って、今66歳です、と言うと、ウォ〜ッ。
 あと50年がんばります、と言うと、またウォ〜〜ッ」
良い爺様だな。

アルトサックス、演歌「唐獅子牡丹」
切りあう振りも入って、またこの振りも上手く入るし、
演奏も良い。

最後はレフトアローン。
アンコールで、おっと、ピアノを弾きながら
トムウェイツを唄う。
唄はとてもへたくそ、
「アンコールだからいいよね」
この一言で客を納得させるのが、上手い、上手すぎる。

個人的には、梅津の演奏の何が好きなのかというと、
破裂する音とやわらかい音とのミックス具合(ブレンドのサジ加減)
キリキリ感と抜けた感じとのミックス具合(サジ加減)

客席、ぼくのお隣は
「未来のバスクラ帝王」UGさん。
燃えながら観てるんだろうなあ。
自分を振返ると、ヴォイスの最初の目標orお手本って、
1.ヨーロッパの女性ヴォーカル即興
2.フリージャズ系の管楽器
3.50年代の電子音楽
4.その他、デスメタル、ノイズ、パンク
なわけなんで、刺激されないはずがない。
帰りの二日市までの西鉄電車、さすがに客が少なく(3両を独占)
楽しくわめきながら電車に揺られる。
ソロがしたくなってきたかも。
でももうチョイ練習して、熟させる必要もあるかな。  
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