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2016年02月04日20:56

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きょん師匠の古典3連発その1

ボウイの追悼セールが11日から地元池袋であるらしい。
http://pgs.ne.jp/shopbrand/davidbowie
新アルバム"Black Star"のTシャツもいいけど、
やはりベルリン時代の"Low"か"Heroes"が欲しいかなぁ・・・
とりあえず行ってみよ。

土曜は仕事帰りに築地の朝日新聞社へ。
大江戸線の築地市場駅が最寄りとのことで春日から乗るも、
両国の方までわざわざ迂回してからいくのでものすごく時間がかかった。

三田落語会大感謝祭"さらくちからタップリ"夜席 @ 浜離宮朝日ホール

仏教伝道協会主催の三田落語会、いつも実力ある噺家をそろえ人気のある会だが、
仏教伝道協会が50周年ということでスペシャルな会をいつもの三田じゃなくもすこし広めのホールでという寸法です。

昼の部も別の噺家4人であったが、夜の部の方が一之輔、喬太郎、喜多八、権太桜という顔付けゆえ速攻で売り切れた模様。

最初の開口は春風亭朝太郎で「雑俳」
一朝師匠の弟子、一之輔の弟弟子。
普通ですな。

で、まずは一之輔で「明烏」
相も変わらずファンキーさが出て笑えるのだが、
廓ものにしてはちょっと艶が足りない感じもする。
先日の「文七」もそうだが、大ネタを「聴かせる」という部分ではまだまだなのかな?

一旦緞帳が下りてから喜多八殿下で「やかんなめ」
年末から正月にかけて入院されていたそうだ。
もともと痩せがち、体弱そうでそれを笑いにしていたが、
シャレにならないくらい痩せておりいわゆる板つきでの登場。
「やかんなめ」は師匠の小三治でも聴いたことはあるけど、
お侍さんの卑屈さが出ていて
小三治とは全然違った殿下らしい味わいがあった。
ところで殿下大丈夫なのでしょうか?
弟子のろべえが真打になるのは早くても来年だからそこまでは頑張って欲しいものである。

休憩後はきょん師匠で「転宅」
まくらは泥棒ものによくある小噺、寄席に決して来ない三棒つまりつんぼう、けちん坊、泥棒から入っての本寸法。
こちらは義太夫のお師匠さんの艶がすごく出ていて面白かったですな。

トリは権太桜師匠の「井戸の茶碗」
この日一番面白かったのはこの一席。
やはり年季の違いですかな。
とくに屑屋の正直清兵衛さんが預かった50両、150両をさっさと渡したくてポイっと投げ渡すところの仕草なんか権ちゃんらしいファンキーさがあって爆笑でしたわ。



ー雑俳       春風亭 朝太郎
ー明烏       春風亭 一之輔
ーやかんなめ    柳 家 喜多八
---中入り---
ー転宅       柳 家 喬太郎
ー井戸の茶碗    柳 家 権太桜

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