今回のミサイル発射も、前回同様、弾頭を極軌道に載せてくる。
（極軌道：北極上空と南極上空を通過して、地球を南北に回る軌道、技術的には難しい軌道投入方法。）
という、予測はできる。
これは、北朝鮮が、切り離した、第一段目・第二段目の落下地点を予想していることからの推察。
だとして、自衛隊のイージス艦が本気で撃ち落としに行くかが気になる。
ミサイル発射から、すぐに計算を始めて、その弾道軌道によっては、そもそも SM３ は発射しない、というケースは考えられる。
これは
� ‘�本の領土上空を通過しない。
�◆‘�本の領土上空を通過するが、そのまま飛び越えてしまう。
みたいな、２パターンがあるが、�△諒�は撃ち落としてしまえばよいのでは？ とか私なりに考えてみたのである。
SM３ の迎撃スペックが公開されている訳はなく、（たとえ知っていても、こんなところに書いたら、舌を抜かれてしまいます。） しかし、なんとなく想像できる撃墜高度は、地表からおおよそ６００ｋｍ。
発射直後のミサイル軌道を予測して、迎撃に入るなら、イージス艦を対馬海峡付近に待機させれば撃墜の確率は上がる筈。
とはいうものの、事前の予想に反して北海道の方に撃たれる可能背は否定できない。
また、日本で、最も守備を固めなければならないのは首都防衛であり、いくら PAC３ が配備されているといっても、できれば日本海上空で撃ち落としてしまいたいところ。
したがって、最初からイージス艦をドンピシャの海域まで移動させて防衛、というのはやりにくい。
そして、よくよく考えてみると、�△両魴錣鯔�たすなら、こちらも迎撃には入らないのでは？
が、今持っている結論。 わざわざ自衛隊の防衛力をはっきりさせる、ようなことをしなくてよいでしょう。迎撃できれば、その能力がある。迎撃できなければ、やっぱり当たらないよね。がはっきりしてしまうし。
迎撃ミサイルを打ち上げたのに、見当違いの方向へ行ったり、タイミングが大きくずれたりしたら、やはり弱点をさらすことになる。
よって、SM３ が迎撃のため撃たれるのは、 領土上空を飛び越えられず、領土・領海への落下が予想されるようなケース。
これは、１段目か２段目のエンジンにトラブルがあるような場合か、雷など予想しえない気象条件でミサイルの予定軌道が大きくずれてしまうようなケース、などが考えられる。
もちろん、意図的に東京を狙うケース。
大方の予想を外して、東京以外の都市部を狙うケース。
も、ある。
今は、戦時、とは言えないが、国民の大部分がモバイルを持ち歩いている時代。
（もし上空から落ちてくるなら） 空襲警報、ぐらいは出してほしいものだと思う。
ミサイルを撃たないように国際的にも言っているのに、言うことを聞かない国家のやること。何をやってくるかは予想もつかない。
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日本が迎撃態勢を本格化、北朝鮮の衛星発射通告受け
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=3834468
［東京 ３日 ロイター］ - 中谷元防衛相は３日、北朝鮮の弾道ミサイル発射に備え、自衛隊に破壊措置命令を出したことを明らかにした。これまでも非公表で発令していたが、北朝鮮が国際機関に衛星打ち上げを通告したことを受け、本格的に迎撃態勢を整える。
日本政府はすでにイージス艦を展開、地対空誘導弾パトリオット（ＰＡＣ３）も東京・市ヶ谷の防衛省や埼玉県朝霞、千葉県習志野などの自衛隊基地に配備してきた。北朝鮮が「衛星」と称する物体が沖縄県先島諸島上空を通過する可能性があるため、南西諸島への展開も急ぐ。
中谷防衛相は、「いかなる事態にも対応できるよう万全の体制を整えてきたが、今般の発表を受け、自衛隊のイージス艦、ＰＡＣ３部隊などに対し、所用の態勢を取らせるべく、弾道ミサイル等の破壊命令を発出した」と記者団に語った。「首都圏、沖縄県の一部以外の展開先については、地元自治体などと調整を続けている」と述べた。
破壊命令の期間は、北朝鮮が発射の通告をした２月２５日まで。状況によって延長する。
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