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2016年02月02日13:59

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「久しぶりのドツボ」

 高校の同窓会のホームページの制作を担当しています関係で、いろんな地元の動画をYOU TUBEなどから拾って、ホームページにアップするのですが、最近地元の景色が50年前、40年前・30年前・20年前・10年前・現在とどのように変遷したかを記録した貴重な動画を見つけて同窓会のホームページにアップしました。すると故郷を遠く離れた関東や関西のメンバーから驚きや感謝の声が上がっただけでなく、「今度の例会の会場でみんなで見ながら盛り上がりたい」という事で、「DVDが欲しい」との要望を受け、2日がかりで格闘しました。何分初めての経験でもあり、寄る年波は難しい用語を受け付けず、複雑な作業は頭を混乱させ、行ったり来たりの中で、時間だけが空回りしていきました。何分、急に言われても「DVDは買って見るもの」であって、「自分で作るもの」ではなかったからです。ようやく気が付いたのは「YAHOO知恵袋」などに書いてある教えを参考に何か手掛かりを探すことでした。

  以前は「わいせつ動画」を見るために、動画ソフトで簡単に録画できたのですが、法律が変わって禁止になったため、動画ソフトから「録画機能」が外されて以来、「動画を残す」ことはできないと思っていたのですが、正しいやり方はわかりませんが、何度かつつきまわしている内にめでたく「録画」はできてしまいました。ところが説明によると、そのままDVDに描き出しても見ることはできない。FLVファイルからDVDで見られるファイルに形式を変えなければならないというのです。そこでリアル・プレイヤーで取り出したYOU TUBEの動画ファイルを別の「ファイル変換ソフト」でwmvやaviやmpegなどに変えるためダウンロードし、四苦八苦しながらファイル変換し、さらにそれを「ムービーメーカー」に持ち込んでDVDに書き込むというのです。「若い時ならいざ知らず、今年喜寿を迎えた僕にやれというのか」と思いながら、必死で進めてDVDに書き込んで、勇躍DVDを要求した東京のA君に「今から送るから」とメールして、念のため再生してみたら「DVDは空です」というではありませんか。

 さぁ 大変!慌ててA君に「お詫びのメール」を書き、さらに「ネット」に問い合わせると、その書き込みには「DVDメーカー」が必要なのだが、WINDOWS 8や、8.1には搭載されていないというのです。ここまでくるともう意地です。適当な「DVDメーカー」をダウンロードして、「書き込み変換」をしてDVDに書き込みました。しかし、どうも動画の動きがぎこちなく、所々で絵がずれます。こんなに動画が劣化したのでは、使い物になりません。夜中に2時にA君にメールして「とりあえず出来たけれど、動画が汚くて使い物にならない」と送りました。今朝6時に目が覚めて、昨日の反省をしながら、さらに続きをやっているときに閃きました。『相手がDVDを求めているから、DVD作成に一目散でやってきたが、相手は会場で大勢に拡大して見せたいだけだから、DVDでなくてもメモリースティックでも鮮明画像ならばよいのじゃないか?』。そうなると、単に最初の「リアルプレーヤーをダウンロードしたファイルをメモリーに落とすだけで十分であり、ずっと簡単にできる」という事を思いつき、さっそくそのやり方で作成してみました。なんと、これがバッチリ鮮やかに見えるのです。

 毎日、いろんな出来事に端からいろいろケチをつけ、「岡目八目だ!」などと言いながら、実は自分もいざその渦中に嵌ってしまうとまるで「狭い視野の中でトンデモナイ解決策に溺れてジタバタしていたのを考えると、思わず笑いがこみあげてきて、さっそくA君にお詫び方々、完成の報告メールを送り、今しがた郵便局からレターパックを発送してきたところです。毎日その仕事に精通していて、それぞれの問題に応じて、いろんな対策を知悉しているならいざ知らず、毎日異なる事象にぶつかりながら、適宜適切な解決策を瞬時に対応してゆくことがいかに難しいことかを生々しく体験したところです。これでやっと「肩の荷が下りて、安心して確定申告に取り組む」ことができます。

 昨年10月に老齢で聞こえにくくなったので「補聴器」を買いましたが、最近のハイテク補聴器は調節を全部パソコンがしてくれる優れもので、個別対応ですので、結構値段が張りました。その補聴器を片方なくしたんです。慌てました。約8キロメートルのハイキングコースや立ち回り先に店を二軒たずねたりして、探したりしても見つかりません。残った片方を眺めながら、「また片方を買うというのも大変な出費だ」とボヤき乍ら、何気なく補聴器の梱包をかき回していると「保証書」が出てきました。するとそこに「保証期限2年、ただし紛失、部分破壊は1年」と書いてあります。家内に「紛失には保証すると書いてある」と言っても信じません。買ったところに電話したら、「警察に紛失届を出して、管理番号を貰ってくれれば補償出来ます」とのことで、昨日貰いに行ってきました。

 何事も最後まであきらめずに、自分の思い込みに溺れずに、いろいろ周囲の知恵を戴く努力をすれば、最後にはきっと良い解決策が見つかるものだという事を思い知らされる出来事が続いています。これを人は「幸運」というのでしょうか?だったら「幸運」の有難味は「ドツボの深さ」に反比例するものだとつくづく思いました。
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