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2016年01月28日00:17

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登り初めは伊吹山　H28.01.27

今回の大寒波到来によって漸く積雪期に入った伊吹山に登って来ました。まあ漢であれば降雪時に登るんでしょうけど、私は寒波が過ぎ去って寒さが緩んだ今日になっての登山です。しかも車で。現地に着くともう駐車場は満杯で、やっぱりこの日を皆心待ちにしていたのでしょうね。11時半から登り始めましたが、麓から雪景色とあって思わず顔が綻んでしまいます。雪景色を見ると何故これ程までに心が浮き立つのか。恐らくは氷河期を生き抜いて来た人類の記憶がそうさせるのだと個人的には思っています。まあオカルト的な見解ではありますが。それにしても新雪を踏み締めて行くのが心地好いです。人の踏み跡をなぞるのは余り面白くないから、登りの多くはラッセルに徹していたのですが、初めは膝下10cm位だったのに、その内に股下10cm位になって、終いには臍よりも上になって来て、それでも膝を大きく振り上げて雪を押し固めながら登って行きました。最後は四つん這いになりながら漸く9合目の稜線上に出ると、15時半に登頂。私が最期の1人となってしまいました。そして伊吹山寺に籠って簡素な昼食を摂ってから下山を開始。積雪期の一直線の下りは爽快そのもので、夕日に照らされながらの下山となりました。

ストックにピッケルにアイゼンにと重装備で臨みましたがどれも使わず仕舞い。でもスノーシューは欲しいなって思いました。