【DVD鑑賞日記】
バタフライ・エフェクト
子供の時から、人生の割と重大な選択の時の記憶を失くしてしまう青年が、ある事がきっかけで、「記憶を失くした地点」まで戻る能力に目覚め。
恋人や家族の死を回避する為、何回か人生の選択をやり直そうとするが…
なんか昨今、タイムスリップ映画というと、みんな、いわゆる「タイムリープ物」になるのね。
「ファイナルカウントダウン」とか「戦国自衛隊」とか知ってる世代は寂しい。
とはいえ、この映画、物凄く良く出来てる。
前半は「記憶のない時に何があったのか?」というミステリーで引っ張り。
後半は、怒涛の歴史改変の連続で引っ張る。
「やった!今度こそ幸せな未来だ!」と思ったら、とんでもない事になってたりして。
ちょっと「スタンド・バイ・ミー」みたいな、ホロ苦い少年期の友情の香りがするのもいい。
さて、有名な話だが、この映画、エンディングが4つ(笑)ありDVDの映像特典で見られる。
そのうち2つは劇場公開版のエンディングと大差ないのだが、ディレクターズ版のエンディングが凄まじい。本来、このエンディングで企画を売り込んだそうだが、「こんなんで客が来るかー!」と怒られて撮り直したらしい。
だが、個人的には劇場公開版のエンディングが一番、優れてると思う。ディレクターズ版のエンディングは、インパクトあるけど、ちょっとセカイ系過ぎるというか、じゃあ何の話だったのよ?となり兼ねないと思うが、どうか。
ところでファンの間では、「エンディングが変わったせいで、ファーストカットの伏線が、繋がらなくなった」とよく言われるが、個人的にはギリギリ、通じると思う。
それより、かなり目立つシーンで、公開版エンディングだろうが、ディレクターズ版エンディングだろうが、意味が繋がらないおかしな点が1つあるんだよ(笑)
キミは気づいたかな?
とまれ、後半のドキドキ感がハンパないので見るべし!彼女と見ると盛り上がるぞ!(俺にはいないけど)
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