しくじり先生の木根さん編。大槻氏もいたよ。

“しくじり先生”のＴＭネットワークの木根尚登氏の回が面白かったです。相変わらず、木根さん、喋り達者だったなぁ。面白い。
ギターが弾けないのに、ギタリストになっちゃった・・という話。
厳密に言うと、確かに木根さんは、本来キーボーディスト（というの？キーボード弾きね）なのですが、アコースティックギターは、ちょっと弾けたんだと思った。エレキギターに興味がなくて、エレキが弾けないんだったよね。そして、ラジオでコレ、話していたよね（笑）。なので、話自体は、知っていたのですが、１人メンバーと別行動で公園で、竹馬の練習をしていた・・とか、小室氏に「木根、空飛んでみない？」と言われて、空中浮遊させられた・・とか、その辺りは知らなかったので、面白く見ました。
弾いている風に見せるテクニックが面白かったなぁ。木根スイチョク（ＴＶカメラが来たら、ギターを垂直にして手元を映させない）とか、凄く良い手だと思った。
木根氏が言っていた、凄くギターが上手いサポートメンバーで、後にメジャーデビューをした人って、Ｂ’Ｚの松本氏よね。名前が出なかったけど、言ったらマズイのかな？でも、有名な話だとは思う。松本さんが、ＴＭのバックバンドをやっていたのは有名だし。

１番ツボだったのは、アーティストイメージを作る為、音楽Ｐ（よね？）から「坊主にするかサングラスをかけるか？」と問われ、自分にパンクスの部分はなかった為、サングラスを選択したが、絶対に目を見せるなと言われ、酷い時は、レンズに黒い模造紙を貼られた・・という話。「僕の目、そんなに見せちゃいけないの？」で、爆笑しつつも、大変だったんだろうな・・・と思った。

おそらく、今は、80年代ほど、ムッチャクチャな案件はないとは思うのだケド、当時は、今よりもっと、ガッチガチで保守的だったんでしょうね。木根さんは柔和な顔なので、目が見えたらクールじゃなくなる・・とか、そんな感じだったのかな？

・・とそんなコトを思って、ＴＬを見たら、大槻ケンヂ祭になっていて、爆笑した。
「オーケンが地上波に出てる！」　「オーケンＴＶに出てるけど大丈夫か？」というものもあったが、大槻氏の、学ラン＋眼鏡（あれ、ガチ老眼鏡だよね？）＋銀髪で、「恰好良い！」「エロイ！」というコメントが沢山あって、何か和んだ（笑）。
大槻さんは、ああいう恰好をすると、妙に嗜虐嗜好を刺激されますね。こう・・・何か、泣き顔にしてみたくなる（笑）。気弱な美貌の文学青年に見えるからでしょうかね？
筋少で特攻服着てる時は、そんなコトないんですケドね。「あぁ、ハードロックバンドのボーカルだ〜」って思う。顔、怖いし・・・。身長高いし・・・。でも、それと同時に、面白コスプレお兄さんにも見える。

しかし、ＴＶに出て「出て大丈夫なのか？」と心配されるアーティストって何だろう？因みに、80年代の音楽シーンを説明したり、ちゃんと音楽担当としての役割もこなしていましたよ、大槻氏。

あの、ドラムのヘッドホンの理由を私は知らなかった。あれ、リズムカウントを聴いているのか。ずっと、他の楽器の音を聴いてるのかと思ってた・・・。そら、それなら普通に聴けるもんな。
あと、歌手のイヤホンって、スタッフの声が入るんだ。「あと、10秒で音楽終了です。」とか指示出てるなんて知らなんだ。ずっと、あれ、爆音でかき消される自分の歌声を聴いてるんだと思ってた（そういう場合もあるらしいが）。「ロック縛られまくりじゃないですか。」と、澤部氏（かな？）が言っていて爆笑した。

しかし。ツイッターのＴＬでも言っていたが、伊集院光氏と、大槻ケンヂ氏が並んでるのは、あれは、胸熱だよなぁ。「光ケンヂだ！」って思った（笑）。伊集院さんと大槻氏がやったラジオ。「光ゲンジと勘違いして聴く奴もいるかも！」と冗談で言っていたら、いたどころか、光ゲンジのファンに反感持たれて、カミソリ送られたんだっけ？(^_^;)　生徒側の方もよっぽどのしくじりをしている（笑）。
そういえば、「オーケンはしくじり先生、先生側で出られるよ。」と言っていた人もいたが、おそらくそれは、マジックマッシュルームを食べて、バッドトリップをして、パニック障害になり、ＰＴＳＤになり、鬱病になって、治療に10年を費やした・・・という話だと思うが、まず、“マジックマッシュルーム”の部分で、地上波的に無理なような気がします・・・。大槻氏、タイで食べたんだよね、マジックマッシュルーム入りのオムレツ。
大槻氏のエッセーで読んだその体験談があまりに怖くて、絶対マジックマッシュルームだけは手をだすまい！と思ったものです。ある意味、危険ドラックの注意喚起にもなるので“しくじり先生”でやっても良いのかも知れないが・・・。（でも、その後の鬱病の話があまりに辛くてな・・・。大槻氏、本当に「自分は死ぬ」と思ってたんだよね・・・）

しかし。あれ、わざと、大槻氏と伊集院氏を並べて、先生が木根さんだったのかなぁ。ＡＮＮパーソナリティだぁ〜・・と思ったもん。伊集院氏と大槻氏を並べたのは、意図的だとは思うけど。
そのおかげでか、大槻氏は、最前列のセンターという、非常に良い位置に座っていた。
木根さんも沢山大槻氏に絡んでくれたし。個人的に、最後、大槻氏の目の前で木根さんがギターを弾いた時、大槻氏、ちゃんと指をメタルポーズにしていたのがツボだった。あれ、正面から撮って欲しかったけど、主役は木根さんだもんね。大槻氏を正面から撮ったら、木根氏が弾いてるところが映らない。因みに、今は、木根さんちょっとエレキギターも弾けるようになったそうです。でも、その弾いてる映像を見て、「ニコニコ動画の“弾いてみた”の映像そのまま。」と大槻氏。大槻氏は40歳からギターを始めたが、本人曰く「中学生レベルくらいは弾けるようになった。」そうな。でも、難しい曲は弾けないんだって。・・・・って、筋少の曲って、殆どギターを弾くには難しい曲なんじゃ・・・。あれ、激テクの橘高さんや本城さんだから、簡単そうに弾いてるんでしょ？横関氏にしても、関口氏にしても。

かつてＡＮＮを聴いていた人が、しくじり先生のスタッフにいたのかも知れない・・と思ってます。で、「木根さん出るなら、生徒役は、伊集院さんと大槻さんだ！」ってなったのかなぁ（伊集院さんは、しくじり先生の生徒役に結構出てるケドね）。
かつてのサブカルっ子は、きっと胸熱になった夜であっただろうコトよ。私も含めて。

余談ですが。最近筋少ファンに若いファンが増えていて、それがアニメファンからの流れ・・というのが、どうにも私のツボをつきます。ハードロックバンドなのに、アニメファンからの流れ（笑）。
かつて、ナゴムの筋少さん。やはり、何処か、サブカルヲタ臭があるのですね。ハードロックバンドな〜のに。