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2016年01月09日14:33

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【映画感想】 スター・ウォーズと私

みなさん、こんにちは。連雀です。

さっきまで「スター・ウォーズ」の新作のメイキング番組をNHKでやっていて、ボヤーッと見てました。

なんだか、世界的に凄いことになっていますね。

毎回話題になるスター・ウォーズですが、今回はディズニーが仕掛けているせいもあるのか、それとも時代が求めているのか、かつてない規模で話題になっていて、子供の頃からスター・ウォーズのファンである私としては嬉しい限りなのです。

私が、初めてエピソード4を観たのは、まだ小学四年生の時でした。

それまでは映画と言っても「東映まんがまつり」で「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」とかしか観たことなかった私ですが、このスター・ウォーズは、広告のスチールを見ただけで運命的な何かを感じ、親にさんざんねだって「映画を観る」と言う強い意志のもとで鑑賞しました。

そして、その衝撃は予想を遥かに上回りました。
大袈裟でなく、私の人生を変えましたね。

正直、子供には細かいストーリーとか分からなかったと思うのですが、そもそもスター・ウォーズに細かいストーリーなど存在するはずもなく、最初から最後まで魅入られるようにして鑑賞したのを覚えています。それ以来「映画」が大好きになって、40年近く、映画鑑賞は変わることない私の趣味です。

そんな感じで、スター・ウォーズによって映画人生を始めた私ですが、実際のところ、いわゆる「スター・ウォーズ・フリーク」みたいなのはちょっと違うと思っていたりします。

すなわち、スター・ウォーズのグッズを買い漁り、細かい設定を追求し、スピンオフとかを追いかけるアレです。繰り返し出版されるムック本や設定本を熟読し、スター・ウォーズ世界を探求するのは、もちろん、それはそれで楽しいと思います。

しかし、私はスター・ウォーズの世界とは「SF」でもなければ「スペースオペラ」でもなく、たたの「おとぎ話」だと思っています。「おとぎ話」に、細かい設定や、極端な話し整合性だって必要ないじゃないですか。

だから、スター・ウォーズはありのままを、ただ愉しめばよいと思うのです。

そんなわけで、今回の「エピソード7」は、実にスター・ウォーズしていて、個人的には大満足です。

特に気に入っているのが「エピソード4〜6」までの世界といかにも地続きですよ!って感じがイイのです!!

本来でしたら30年も経過したらそれなりの技術革新もなければならないのでしょうけど、あの世界は所詮空想の世界、お話しの世界ですので、物語的な必要がなければなんの進歩も進化もあり得ないのです。それがイイ!!

ちょっと旧作を意識しすぎていないかな?と思われるところもあって、今回の作品で初めてスター・ウォーズを観たと言う人にはその辺をどう感じたかを聞きたいくらいなのですが、それでも面白さに水を差すことはないのは、さすがJ・J・エイブラムス監督ですね。

ディズニーと言う会社のスタンスもそうなのでしょうけど、とにかく観客を楽しませることに特化しています。

逆に言うと、それが、せっかく新たな資本で、21世紀に蘇ったスター・ウォーズだというのに、あまりにも保守的でつまらない・・・なんて印象を持った人もいるようですが、私に言わせたら、そんなのスター・ウォーズを分かってない!と言いたいです。

シナリオが貧弱?テーマが浅い??そうです、それがスター・ウォーズなのです!

だって「はるかな昔、ここから遠く離れた銀河で・・・」ですよ。「おとぎ話」なのですから、肩肘張ってテーマがどうとか論ずるような作品ではないのです。「アーサー王伝説」とかと同じです。

散々期待した「エピソード1〜3」に肩透かしをくらってから、もうスター・ウォーズと言うコンテンツは終わったとばかり思っていましたが、ここにきて見事な復活を遂げてくれて、オジサンとしては嬉しくて仕方ない!次回作がひたすら楽しみです。
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