先日、TVで偶然たまたま最終回がやっていたので
ちょっとだけ観たアニメ『ヴァルキードライヴマーメイド』
初めて観たのに、もう最終回になってたんですけど
なんか異様に気になりまくってしまいました…レズバトルアニメ…?
そして昨日は、ついカッとなってヴァルキリードライヴを
PS3の配信(お金を出して)で3話まで観ました。
http://valkyriedrive.jp/anime/
えー…面白すぎるんですけど…このアニメ…思ったより真剣なアニメ(?)でした。
エロとバトルとストーリーとキャラクター描写のバランスが良い塩梅すぎますね…すごいですわ。
キャラデザは、あの、知る人ぞ知る、金子ひらく先生で
シリーズ構成が黒田洋介…こ、このスタッフ…w
エロと百合(レズ?)とバトルの3本柱なんですが
そのどれもが無駄なく描写されていて、かつストーリーもしっかりしていて
これは…もっとアレなアニメかと思っていたら真剣だったので見入ってしまいました。
『ヴァルキリードライヴマーメイド』は百合ではなく、BLだと思って観てると最高すぎます。
もはや女の子同士の恋愛とか百合の機微とかを期待してはいけないと思います(笑)
少年漫画思考のBLを女の子でやってるみたいな
それは百合であって百合ではない、これはBLだなと(確信)
受けちゃん同士のBLを百合って呼ぶみたいに、その逆のパターンというか
百合に見えない百合はBLって呼んでますわ、個人的に。
3話、まもりちゃんが魅零さんを助けようと、たどたどしいチューするシーンは
もはや謎の感動が押し寄せてきました…尊い…(笑)
この感動、しっかり関係性を描写しているからこそ
説得力があります…まもりちゃん理想的受けすぎる。
コレを観たら、BLの受けも、もっと攻めのために
ガンバるのとかグッと来ると思うんですよね。
攻めちゃんのために、つたなくも、たどたどしくも健気に
ご奉仕する受けちゃんとか良いじゃないですかぁーっ!って
どうも形式的なBLは受けがマグロすぎなんじゃないかなと思いまする。
魅零さんが過去に女がいたっていうのもBL的には美味しすぎるパターンだし
BL的には過去のある秘密めいたキャラってのは深みが増しますよ〜!
2人が助かるためにはエッチするしかない→お互いに名前も知らないのにエッチする→
お話をして少しづつ距離を縮めていく→やがて確かな友情が芽生える→友情からの恋愛感情。
愛より友情よりエッチが先行っていうのが王道で良いじゃないですか…。
少女漫画を読んでたら、名前も知らない男に、いきなり強引キスされるとか
そんなのすごい多いし、そこからだんだん恋愛が発展するのは、王道ですからなあ。
しかし魅零さんは、まもりちゃんに一途だし紳士的だし
それでいてエッチのテクニックがメチャメチャ上手いとか
BLの攻めかよ…スパダリかよ…とか思いますわ…w
(なぜかBLの攻めは童貞とか非童貞にか関わらずエッチがメチャ上手いパターン)
暴力が支配するヒャッハーで修羅の国な
女だらけのレズ版北斗の拳な監獄島において
主人公である2人、魅零さんと、まもりちゃんだけが
お互いに誠実な関係性を築こうとしてるのが良いと思いました。
これもうブルーレイ買ってもいいかもな…って思いました
いや〜…よくこんな意欲的な個性的なアニメを実現してくれたものです…時代を感じますね(笑)
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