今回は渡台するたびに見学している「国立故宮博物館」です。今年は日本でも一部公開され
ましたが、何回見学しても飽きない秘宝の数々を思う存分満喫しました。
今さら解説を加える必要もないのですが、ここには紀元前2000年から19世紀の中国大陸の
歴代皇帝が継承してきた収蔵品は65万点といわれ、そのうち3000〜5000点を入れ替えな
がら展示しています。
現地の案内人は最近中国本土からの観光客が大量流れ込み、ここも大混雑状態ですが、彼
らは平気で割りこんで来ますから絶対にさせないように…でした。どこに行っても超賑やかな
団体でしたが、同時に入室になった場合でもお先にどうぞという中国人もいて、かなり常識化
してきているなと感じました。
とても半日で見終える展示品ではないので、見逃してはならない三大秘宝をお教えすると
「翠玉白菜」「肉形石」「毛公鼎」です。そのほか「九層象牙球」「汝窯蓮花型温碗」「唐傭立女
傭」「明官窯青花鍍龍天球瓶」「嘉量」なども必見でしょう。
新しい情報があります。今月28日に台湾の中部にある嘉義県で建設中だった国立故宮博物
館南部院区が完成オープンします。次回は是非出かけてみようと思っています。
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