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2015年12月22日01:37

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在来線から彦根城は見えるのか?

 夕方、新快速で京都から米原方面へ移動中の奇妙な出来事。

 能登川を過ぎてからしばらくして、車掌が巡回中に
 後ろにいた家族が珍妙なことを車掌に尋ねる。

 「彦根城は見えますか?」

 この質問には。少し驚いた。
 私は、いままで在来線の列車内から彦根城を見たことがないし、
 見える、なんていう情報も聞いたことがない。

 ところが、しばらくして

 「あ、見えた」 
 「また、見えた」

 「まただ!」

 と、何度も歓声が上がる。
 私もちらっと右手の方を見るが、全然わからん。

 隣に座っていた地元の女性に、尋ねてみた。
 「彦根城って、見えるんですか?」

 彼女の返事は、当然だが、見えない、という内容。

 本当に見える瞬間があるのか?
 私は、大体、右手の席で、比良山の方を眺めながら移動することが多いので、
 彦根城を見よう、などと考えたこともなかった。

 見えようが見えまいがどっちでも良いのだが、見えないものが見えたとしたら オカルト?


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 さて、引用の記事だが、最後に地元にとって最良の方法とか。
 それは嘘だろうと感じる。

 日本国民にとって、ということだと思う。これ以上除染に多額の税金投入はできない、が正しい内容だと思うが、それは口が裂けても言えないのかもしれない。

 実際のところ、もう運転も不可能な原子炉は放置したい、とも思うが、とはいえ、せめて安定した状態で封印したい。まだまだ安定するところまでの道筋は遠い。
 一方、飛散した放射性物質の降下エリアから、本当は人がいなくなれば 「放置」 となるのだろうが、全部いなくなるのは社会として困る、のは事実で、この辺が適当な落としどころだろう。

 住んでいる人たちには気の毒だが、色々気遣うことはあっても、通常の行動範囲での活動で劇的な被爆を受けない程度、にはなるのだろうと思われる。(実際はどうなのかは私には分からないが)


 とはいえ、元々過疎の地域も多い。
 このような事態となって、暮らし親しんだ地元を離れて、東京近郊に生活の場を変えていく人も多かろう。対して、その人口が減少する地域にあえて生活の場をもって来る人もいるだろうが、相対的に少ないことは容易に想像できる。

 東北の多くのエリアで、都市部でも、人口減少が顕著になりつつあるだけに、いずれ社会維持そのものが難しくなってくるだろう。北海道と同じように、東北も東北道として、行政を一元化する方法もあるのだろうが、実態が伴っていないと、名前だけでなんとかすることも簡単ではない。結局は、残った人々の自力での社会構築が推進されるかどうかだろう。

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http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3771214

 環境省は21日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県内の除染作業について、生活圏から離れ、日常的に人が立ち入らない大部分の森林は除染を行わない方針を有識者検討会に示した。森林から放射性物質が飛散することによる生活圏の空間線量の増加が確認されていない上、除染で落ち葉を取り除くと、土砂流出などの悪影響が出る可能性があるため。委員から異論は出ず、環境省は近く除染ガイドラインを改定する。

 ◇「飛散なし」と判断

 森林は福島県の面積の7割を占める。生活圏から20メートル以内と、キノコ栽培やキャンプなどで人が日常的に立ち入る場所については、落ち葉などを除去することになっている。しかし、それ以外については、対応が決まっていなかった。

 環境省によると、今回除染を見送る場所については、原発事故時に葉や枝に付着した放射性物質の8割程度が土壌表層にとどまり、生活圏の空間線量に影響するような飛散は確認されていないという。また、降雨などによる流出も確認されていない。

 一方、積もった落ち葉などを広い範囲で取り除くと、表土の流出などの悪影響が懸念される。このため、除染は行わず、柵や土のうの設置で放射性物質を含む落ち葉や表土の流出を防ぐことが適切と判断した。植林や間伐など、森林再生に向けた取り組みも進める。

 環境省の除染担当者は「森林全体を除染するのは難しいし、作業による悪影響も考えられる。地元にとって最良の方法を選んだ」と話した。【渡辺諒】
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