mixiユーザー(id:173841)

2015年12月20日10:55

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カートリッジとヘッドシェルへのシェルリード線の接続方法です。

本日、アナログリラックスさんから「吟醸リード線」が発売されます。

音質も試作、試聴繰り返し練り上げた 自信作です。是非ご購入ご検討ください。
HPも洗練されていて、万木さんのセンスの良さを感じさせてくれます。
http://analogrelax.com/post-1057/

この中で私もお手伝いさせて頂きました。

カートリッジとヘッドシェルへのシェルリード線の接続方法です。

ご存じのようにカートリッジ側のピンの配置(左右、それぞれの+マイナス)は、統一されておらず、同一ブランドでもまちまちです。

以前にも画像を公開していましたが、
https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer

今回は代表的な3種類の配置での接続方法を動画でアップして頂きました。

ストレート結線 DENON DL-302等  https://www.youtube.com/watch?v=3w5sjOVpFrI 

左右クロス結線 テクニカAT-33シリーズ等、https://www.youtube.com/watch?v=1Vws1Ze7FYw

斜めクロス結線 DENON DL-103シリーズ   https://www.youtube.com/watch?v=l7Xj2270_3s

もっと、格好良く、美しい接続方法ありましたら、教えてください。

一番大切なことを忘れていました。接続する前に、カートリッジ、シェルそれぞれのピンに、リード線のチップがスムース入ることを事前に確認してください。

カートリッジの出力、シェルの入力それぞれのピンの直径は前者の多くは約1.2ミリ、後者の多く約1.0ミリですが、同一メーカーでも機種が違えば異なる場合、当然のようにあります。

特にシェルのそれは、1.2ミリが増えてきました。(古くはビクター、オルソニック、KP付属、旧SPUGシェル、最近ではフェーズテック、オルトフォンンSH-4、テクニカAT-HS10 等々)
これらは、規格統一を願いたいところですが、メーカーさんにもとても深い考え、事情があってのこと想像します。
厳密にはカートリッジ出力ピンのサイズも異なります。たとえば、テクニカAT33を中間とすると、ビクターMC-L1000は太め、DENON DL-103は細め です。これらの微妙なサイズに全てジャストフィットさせるのは、現状では不可能ですので、チップ形状をテーパー加工することで、対応しています。
この加工は全て一つづ手作業で行っています。

緩い場合はそのままで良いと思いますが、気になる方は自己責任でチップをほんの少しつぶすのも良いと思います。このときのつぶす量は、チップの厚み分くらいです。
サイズが合わず緩い場合は、先に書いたとおりですが、きつい場合は、チップの拡張が必要です。
アナログリラックスさんでは事前にお問合せいただければ、可能な範囲で、対応して頂けます。
(この調整作業は製作担当の私が行います。)
カートリッジ、シェル、リード線を壊さず無事故、第一でお楽しみいただければと思い書かせていただきました。。

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