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2015年12月14日16:51

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昭和な「自販機」を観賞する

昭和40年代生まれの私が「子供の頃」は普通に目にしてきた光景が、今となってはすっかり珍しいものになってしまい、思い出す度に懐かしんでしまうアレコレ…。
そんな懐かしい〜アレコレを、21世紀になった今でもお目に掛かれると猛烈に嬉しくなってしまうものだ。
そんな「昭和なアレコレ」のひとつが、あの当時の自販機(自動販売機)だ。
今でも稼働している個体は極めて稀な存在で、その多くはもう永眠状態にある。
電源は落とされ、稼働不能になってからもうどれだけの時が経ったのであろうか…? 
錆びだらけでボロボロ状態な姿に至っても、見つけてしまうと「あぁ〜、そうそうコレだよ!」と感慨深く見つめてしまう…。
そんな自販機に出会してしまうと、ついつい足止めにされてしまう昨今だったりする。
…で、近頃は某 TV 番組等でも、そんな懐かしいアレコレを取り上げられる機会が多いと聞く。
何故なのだろう…? 
ふと疑問に思うも、すぐに「なるほどね!」と勝手に想像し、結論に至る。
だってさぁ〜、あの頃の自販機って「凄かった!」もん…。
本来ならば、人と顔を会わせて購入するハズのソレを「Coin を入れて Switch ポンっで食品が出て来ちゃう」んだから、あの何とも Junkie で Gimmick なソレに「心を躍らされた」ものだよ。
当時は小学生だった私の度肝を抜いてみせた、あの衝撃的な自販機の数々が未だに忘れられない…。
…そんな訳で、今では「絶滅危惧種」になってしまった、あの「自販機」を探し、観賞してみたいと思う。
先ずは 12/12(土)のこと。
Suit を新調すべく、いつもの某「紳士服」のお店へ出向き、アレコレと Order していたらば数時間をココで過ごしてしまった…。
おいおい、日が暮れてしまうぞ! 
急げ急げ…。
 

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漸く「お題」の目的地に到着する。
 

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ココは富岡市桑原の県道10号沿いにある「この手」のお店。
では、お邪魔してみよう。
 

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おぉ〜! 
この猛烈に Junkie な雰囲気が「昭和なソレ」を彷彿している。
 

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おぉ〜! 
有るわ有るわ、昭和な自販機が…。
 

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イイねぇ〜。
あのクルクルと巻いたソレが回転すると「その商品が落ちて来る」という自販機。
コレ、台湾でも未だに Popular な存在だったりする。
 

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うわっ !? 
出たぁーっ! 
 

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懐かしいなぁ〜! 
コレを目の当たりにしたのは何年ぶり…? 
 

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おぉ〜! 
あの「昭和」な頃と違って、随分と洒落た Hot Sand Menu ではないか…。
その昔、この手のヤツの価格は ¥200 だったよ。
私がガキんちょの頃の物価から現在への推移を考えれば、たったの 15% Up に過ぎない…? 
しかも、焼きたてのアツアツが出て来るとあらば「コレってお買い得?」なのかも…? 
 

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おいおい、その「…出てこない場合…」って、どうなのよ? 
 

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あぁ〜、コレも「定番」だったよね〜。
 

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その「品揃え」はこんな感じ…。
 

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おぉ〜! 
イイねぇ〜。
購入した Cup 拉麺を未開封のまんまココに入れて Switch On すれば、鋭利な「給湯口」が下降して Cup の上蓋を突き破り、その穴に熱湯を注いでくれるという「驚きの機構付き」の自販機がコレ! 
いや〜、懐かしい〜。
 

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はい…? 
コレの存在が「意味無いじゃ〜ん!」ではないか…。
 

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出たぁーっ! 
昭和な自販機って言や〜、何てったって〜コレよ! 
凄ぇ〜な〜、未だに現役だぜ !? 
ひゃぁ〜、もう嬉しいではないか! 
 

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おぉ! 
この「500円玉は使えません」って〜のが泣かせてくれる。
私がガキんちょの頃、¥500 は「お札」だったもんなぁ〜。
 

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コレがちゃ〜んと稼働するのか、試してみたくなった。
¥100玉を3枚、投入してみる。
 

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で、この「天ぷらそば」の Switch を On してみた。
 

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すると、昔懐かしの「放電管」による数値表示が点灯し、秒単位で「できあがりまで…」 の Count Down が Start する。
…のだが、いきなり「00 秒」の表示から Start しやがったわさ。
 

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お箸はココにある。
 

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あれ…? 
ちょいと目を離したスキに Count Down は終了していた。
しかも、この「天ぷらそば」は「売り切れ」の表示に…。
 

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おいおい、大丈夫なのか…? 
取り出し口の蓋を開けてみようぞ。
 

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おぉ! 
 

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居ました居ました…。
 

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じゃ〜ん! 
コレが昭和な自販機の「天ぷらそば」だ! 
お湯を注いで3分間を待って…、という Cup 麺ではない。
いや〜、こんなの何年ぶり…? 
 

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では、30年以上も「久しぶり」な、この自販機製の「天ぷらそば」をいただきます。

ん…? 
ん〜〜。
この何ともモチモチとした蕎麦はいかにも「立ち食い蕎麦」のソレで、うどんに「蕎麦殻を混ぜて着色しただけ…」な味わいが「まさに昭和の自販機の蕎麦」であった。
 

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天ぷらは、もう「どうでもイイ…」ような「かき揚げ」が1枚と… 
 

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…「薩摩芋」が2枚という構成だった。
おつゆは「塩っぱい関東系」の塩っぽさを極めたソレで、喉が渇くようなおつゆも刺激的ぃ〜! 
 

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いやはや、30数年ぶりの再会に喜ぶも「もう、君には会いたくない」ような味わいが凄かったぞ! 
ん〜、流石に「昭和な自販機」だったぜい! 
 

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この Junkie な雰囲気が「あの頃のまんま…」でたまらんなぁ〜。
 

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Junkie な雰囲気ムンムンで Gimmick な自販機、そして(美味しくは無いんだけれど…)懐かしい味わいに、もう痺れたわ〜。
私が子供の頃の「昭和」なソレを満喫し、我が家へと戻るのであった。

帰宅し、夕食時の団欒で Partner にこの話をすると「何ですとぉーっ?」に至る。
彼女も数ヶ月前に、この手の昭和な自販機のお店に行ったと言うのだが、そこには「えっ? ソレも有ったの…?」やら「なぬ〜? アレも有ったの…?」という衝撃的な話の数々…。
おのれぇ〜! 
何なんだ、この凄い敗北感は… !? 
くぅ〜〜、悔しい〜ではないか! 
悔しい〜過ぎる !! 
こうなったからには、更なる「昭和な自販機」を求めて Let' Go! 

…なのだが、話は長くなるので次回に続く。
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