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2015年12月12日01:40

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ピエロがお前を嘲笑う

今日はお腹が痛いので、朝一で病院行ったら凄い土砂降りで、びしょ濡れになりながら胃薬貰ってきたら、その後、カラッと晴れたのでビックらこいた。


部署が変わってから、映画とか見なくなっていかん!


やはり俺は、映画人だ!

映像を見て、映像に生きねば!


という訳で、やっとこさ映画を見て来たよ


「ピエロがお前を嘲笑う」

本国ドイツで偉く評価された映画。

秋に公開されたが、忙しくて見に行けず、渋谷のアップリンクでムーブオーバーしてるのを見に行った。


アップリンク初めて行ったけど、わかりずれぇ!

スマホのマップで探せば余裕だろ、と思ったら、マップ上は明らかに到達してるのに、見当たらない。

上映時間が迫るので、泣きながら探したら、なんか喫茶店の中にチケット売り場があった!

しかも受付に人がいねぇ!

「すみませーん」と呼びつけて、なんとか劇場に入ったら、予告編が始まっていた。


劇場はそんなに狭くなかったが、椅子がなんか、備え付けじゃなくて、キャンプの時に使う椅子の豪華版みたいだ!
(デカくて座り心地がいいけど)


さて映画は。

冴えない毎日を送る青年(モテない)が、ネットにのめりこみ、スーパーハッカーへと成長していくうちに。


アングラネット界を牛耳る、正体不明のハッカーキングと対決するはめに。

繰り広げられる知能戦。ネット世界だけでなく、現実世界を巻き込んだ知恵比べは、ついに何人もの死者を出す事に。


警察に追われる事になった、主人公(童貞)の運命は?


「マトリクス」ミーツ「ユージュアル・サスペクツ」といった印象。

特に「ユージュアル・サスペクツ」は、相当、研究してんじゃないかなぁ。


ニューヨークの地下鉄の様なサイバースペース描写がいい。


「絶対、結末が読めないマインドファック・ムービー」とか言う宣伝でウリにしているどんでん返しは、確かに見破れないが、ストーリーと有機的に結びついていない、驚かす為だけの、どんでん返しの印象。


まあ、「どんでん返しがあるよ」という宣伝は、ネタバレになる訳だが、それを知って見てもビックリするというのは、秀逸かもしれない。

この手の映画は、ラストまで見たら「あのシーンが伏線だったのか!」とか思うものだが、それをチャラにする斬新などんでん返しというか(笑)

まあ乱暴な言い方すれば「ズルい!」とも言える結末であった。


「あなたが伏線だと思っていた物はミスリードで、実はこっちが伏線だったんですよ〜」みたいな丁寧さがあれば、良かったのだが。


しかし青春映画の香りもするのは良かった。


ちょっと中盤までもたつくが、見る価値あり。



しかし「どんでん返しがある犯罪映画」というのは、犯人と、それを追う捜査官と、観客の三者の関係性が大事だね。


それまで、犯人を追う捜査官に感情移入してた感客が、どんでん返しを見て、一気に犯人の方に思い入れを寄せるとか。


そういう、三者の関係性が大事かなと思いました。


ちょっとこの映画は、捜査官の存在感が弱かったかな。


しかし、一見の価値ある映画です。見て良かった。

ハリウッドでリメイクされるんじゃないかなあ。盛り盛りに盛って(笑)
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