ドジを踏んだせいで、というか、このゲームは不可抗力が多すぎで、それが異星生物調査というものなのかもしれませんが、とにかくNewAltoを飛ばしてSuwatheへ向かいました。今回のSuwatheはタイプ2です。
重力は強くて大気は有毒、水界は100%で火山活動は活発という、えらく過酷な環境のはずなのに生命維持難度は最低の1という謎惑星です。
ここには前にも来たことがあるので、編成は基本的にその時のものと同じにしました。降下メンバーは医療担当官と地表調査担当官と科学担当官、そして、能力の低下してしまった兵器担当官に代わって保守整備担当官。探検隊はこのうち、地表調査担当官と科学担当官と保守整備担当官。装備はスキャナーに、麻痺爆弾とエネルギー檻がそれぞれ1つずつのみ。
降りてみると、エリアaでした。水界100%のSuwathe1ではおなじみの海洋マップ。都市を建築物、建築物はないものとして扱い、水中のみ探検可能で気候の指定がない特殊なところです。
2ヘクス先に建造物がありますが、消費物資は1回で使い切ってしまう可能性があるだけしか持ち歩けないのに、重力が強い惑星では12時間ごとに消費チェックがあって、水中を移動・探検すると14時間かかるので、どうせそこまで足は伸ばせません。とりあえず適当な隣接ヘクスを踏んでみたところ、ヒトデ型生物ガーブリストと遭遇しました。
当該パラグラフに当たれば条件は水中だけで分岐してきますから、海洋マップではおなじみになってきた生物です。実際、前回の第8次航海でもタイプもエリアもまったく同じこのSuwathe2aでこの生物と出会っています。すごくデジャヴっているのですが、前回はあっさり捕獲しているにも関わらず、本当はなかなか曲者なやつでした。
見たところ、そんなやらかしそうではありませんし、今度の航海はぶっちゃけもう失敗は決まったようなものですから、そこは気楽に交流を試みました。すると、個別反応の処理に分岐しまして、神経走査機があるとなにかあったらしいのですが、そんなものは持っていませんから、ふつうに失敗です。仕方なく捕獲を選択してみると、これもまた個別反応に入りまして、なんとこいつは「精神波の力場を形成し、ロボットと装具を全部故障させてしまう」のでした。
イメージするに、エヴァンゲリオンのATフィールドのようなものを展開してきているので、とっさに逆位相の波動をぶつけて中和すれば防げたのですが、というか、とっさでなくてもふつうの人間にそんな芸当はできませんから、どうしようもありません。
結局、戦闘を解決して8ダメージもくらいながら勝ったのですけど、エネルギー檻が壊れているので持ち帰ることができません。このあたりもルールが微妙なところでして、エネルギー檻や麻痺爆弾といった使い捨て系の装備にはカウンターの裏に故障を示す表示がありません。使い捨てと故障しないかどうかは関係ないはずで、これを盾にとってエネルギー檻や麻痺爆弾は故障しないと強弁することもできなくはないのですが、そうなると誰にむかって強弁するのかという問題も生じてきて、つきつめると、別にミッションなんか失敗してもいいじゃん、というところに逢着してしまい、なんだかしょんぼりするので、とにかく今回は持ち帰れないということにしました。
もっとも、大気が有毒な惑星の水中で船外作業服が故障している状況が危険すぎるのですが、そちらはルール上、物資消費チェックのタイミングにかからなければ問題ありません。すぐさまシャトルにとって返して修理や治療に専念しましたが、全部を復旧させるにはほど遠いままタイムアップ。
皮肉にもNewAltoを諦めたおかげで、スケジュールに余裕ができたので、航行を1か月延長させ、その間に負傷や故障をすべて元に戻しました。
次は最後の探査惑星Birssです。ここまで惑星6つで18ポイント獲得しているので、このBirssだけで22ポイントを獲得できれば大逆転勝利となりますが、まあ無理ですわな。
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