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2015年11月29日21:09

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今日の「花燃ゆ」

今日は富岡製糸場の話でした。

これは前にも書いたかもしれないけれど、このドラマでは製糸工場で働く女性たちがとっても明るく描かれていますね。
製糸工場っていうとどうしても「女工哀史」や「ああ、野麦峠」のイメージが強くて、低賃金での長時間の過酷な労働とか、親に売られてとかそういった負のイメージの方が強いんですけど。

こちらはアイスクリーム登場。
朝ドラの方がまだ早い時代だけれども、あっちではビールがもてはやされています。

ちなみに先週、朝ドラではまだみんな髷と書いてしまったけれど、その前日の土曜日の朝の放送で、あさの父親の今井忠興・忠嗣が髷を切って散髪にしていたんですね。
実は朝ドラは録画翌日試聴で、土曜日の放送は、先週のこの「花燃ゆ」を見た時点では見ていなくて、月曜日の朝に見たんでした。

今井家はのちに私の亡き父が支店長まで務めた会社になっていくわけですから、親近感があります。

さて、民治が再開した松下村塾は、松陰先生の天下国家を論じるような松下村塾とはだいぶ違って、なんだか寺子屋ですね(笑)。
その分、いわば現代の「学習塾」に近づいたような気もします。

それにしても阿久沢という男、最初は楫取にとって最大の敵となる人物だろうなと思っていたら、あっさり期待を裏切って今や最大の理解者、最大の協力者になってしまったと思っていんですよね?

美和も女性の塾からいよいよ女児学校と、さすが松陰先生の妹です。
松陰先生の志を継いだのは何も伊藤や山県などの政治家ばかりでなく、教育者ということで美和もしっかり松陰先生の志を継いでいるわけです。

その女児学校の開校式で富岡製糸場存続の知らせでみんな大喜びだけど、取り残されていたのは新入生の子供たちでは?
静かに県令様のお話を聞いていたのに突然の大騒ぎに「大人たちは何を当然騒ぎ始めたんだろう?」ってしらーっとしてたかも(笑)

このドラマでは楫取がまるで群馬県の英雄のように描かれていますけれど、実は絶対に群馬県の県庁所在地は高崎になると思い込んでいた高崎市民にとって、意表をついて前橋に楫取が県庁を持って行ってしまったと、高崎市民は今でも楫取を恨んでいるとか。

でも、群馬県以外の場所で、そのへんを歩いている人に片っ端から「群馬県の県庁所在地は?」と聞いてごらんなさい。
たいていの人が「高崎」って言いますから(笑)

昔から高崎と前橋の人びとは仲が悪かったようで、高崎=前橋間の電車は通勤時間でもそんな混まないとか、地元の人が言っていたことがあります。
時間にして電車でほんの十五分足らずの距離なんですけれど、高崎から前橋に、あるいは前橋から高崎に通勤通学する人は今でもかなり少ないのだそうです。

来週はいよいよ再婚です。
何回も書きますけれど、結局は事実を知っていればネタばれ状態なので、もう1月ころに美和(当時の文)が楫取(当時の小田村)が初めて出会ったシーンでも、ずっと将来にこの二人は結婚するんだよなあって思って見ていましたから。

来週がクライマックスですかね?
本当はもっと後の時代まで描いてほしいと思っていましたけれど、明治以降あまりおもしろくなくなったので、このへんでもういいよって感じです。

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