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2015年11月24日20:11

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【映画】【罵詈雑言モード】日本を去るのは、監督貴方ではないですか?『FOUJITA』

1920年代パリ、日本人画家・フジタ(オダギリジョーさま)が描く裸婦像は「乳白色の肌」と称賛され、彼は時の人となった。一躍エコール・ド・パリの人気者となったフジタは、雪のように白い肌を持つリシュー・バドゥー(アナ・ジラルド姐さん)と出会い、自らユキと名付け彼女と共に暮らし始める。やがて第2次世界大戦が始まり、フジタは日本に帰国し戦争画を描くようになるが……。

中谷美紀姐さん演じていた君代夫人が御存命だったら激怒間違い無しの酷い作品でありまして「伝記を描くつもりは無い」のだったら、何で『アッツ島玉砕』のあのエピソードをこれみよがしに披露するのか?悪趣味の塊としか言いようがない最低のモノであります。

日本でこの映画を最初に観た信頼に値するとある先生が激怒されていましたが、確かにこれは酷すぎる。

殊に先生の場合、ご自分で映画化の夢を語ってくれたこともありシャイム・スーチンさまにジャック・ブラックを起用すると言うセンスには内心舌を捲いていただけにその悔しさが我が物として伝わって参りましたね。

小栗監督が手掛けるならば聴覚を失ってしまったゴヤを描いて貰った方がシュールな映像と相俟って効果的な気もするんですが、今回の作品(?)で観るべきものは、20年代の巴里の情景だけでして、でもこのシーン中に何回意識が飛んだことか……。

日本を出ていくのは藤田先生ではなく小栗監督がより相応しいと考えるのは自分だけでしょうか?
不眠症の方にだけは十分にお薦め出来る良く寝れる映画でありました。

初代「大河浪漫を愛する会」大倉 里司
(2015年11月24日ユーロスペースにて苦行悶絶意識剥奪)

http://foujita.info/

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