mixiユーザー(id:6449487)

2015年11月23日20:18

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身近な神様

ローカルなトライアル競技でもボクの目からすれば選手達は「神」に見えてしまう。ボクは4年前に「バランスの良いじじいになりたい」と思ってママチャリでスタンディングスティルの練習を始めた訳だが半年が経過する頃まではそんな事が出来るようになろうとは全く思えなかった。

練習を始めてもうすぐ一年というあたりで急にハンドルやペダルから感じる「バランスが崩れたぞ」というフィードバックを感知できるようになったと思う。以前はその検出能力が働いていなかったからハンドルやペダルからの信号が来ても不要情報として悲しく破棄されていたのかなー。だからおっとっとぉ〜と頑張ると回復不能なところまで来てしまって衆目の中ばったり倒れて「ちょー恥ずい」思いをする羽目になったのだ。

「バランス崩れましたよー」な信号の検出感度が上がるとほんの少しバランスが崩れたところですぐに修正可能となるのでペダルに乗ったまま停止できるのだ。この感知能力は誰にでもあって、そんなバランスを必要としない現代生活の中では検出回路が遮断されているにすぎないと思う。しかし、粘り強く練習を続ければいつかはこの回路が繋がる日が訪れる事は間違いない。一旦この回路が開通すれば数をこなす事で回路抵抗を低減させる事が可能なのだと思う。

つい先日の事だけど、左足をついてバイクから降りるときハンドルから伝わる手応えでバイクを垂直に保持する感覚が20年ぶりくらいに戻った。短足なじいちゃんがちょっと車高が高めの重たいバイクに乗るとこんな感度も上げておかなくちゃいけない事を再確認したのだった。
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